溺愛DISH！ (ページ22)

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喧嘩３ページ22

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結局屋上に来ちゃった。

一番落ち着くんだよね、私だけの場所。

" お前の歌声なんか嫌いだ " か、

やっぱり入らない方が良かったのかな

男の中に1人だけいるなんて

おかしいのかな

スラッシャーさんからよく思われてないことだって

重々承知してる。

でもその中でも応援してくれる人がいたから

頑張ってこれてた。

でもリーダーに言われちゃ仕方ないか。

ｶﾞﾁｬ

『！』

匠海「A…」

『なに？』

匠海「お前今日喉の調子悪いんだろ、なあ」

『…』

匠海「ごめん、俺が一番わかってるのにな。
何言われたら一番傷つくのかわかってるのに、
あんなこと言って、ごめん。

俺はAの歌声が世界で一番すきだよ」

『っ、たくみ、っ』

匠海「うん、ごめんな。本当ごめん。」

『私も、っごめんっ、』

匠海「じゃあ仲直り！」

両腕を広げる匠海

その中に私は飛び込んだ

匠海「なあ、これから約束して」

『なにを？』

匠海「しんどい時はちゃんと言って
俺らをもっと頼って

俺らの紅一点なんだから。」

なんでもっと早く気づかなかったんだろう

彼等はこんなに私を必要としてくれてるのに。

『うん、わかった』

匠海「柊生に怒られるからはやく戻ろう～」

喧嘩の後は

しっかり手を繋いで。

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