私・スケジュール・説明12/21 ページ37
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A「おはようございます」
直己さんに挨拶をする横で直人さんも「おはよー」と直己さんに挨拶をした。直己さんはクスッとして
直己「今日のスケジュールを説明しますので、移動しましょう」
私達は支配人専用のスタッフルームに向かった
直己「……どうぞ」
A「失礼します」
スタッフルームの中はシックな造りに、フロントとは別にとても落ち着く部屋になっていた
直人さんはソファーに「ドカー」と座り私を手招きし隣に座れと言わんばかりに「バンバン」とソファーを叩いた
トホホ……なんか少し怖いんだよな直人さん
直人さんの隣に座ったら直人さんは私に密着するように引っ付いてきた
少し驚いたけど、気にしないことにした
気にしたら負け、直人さんだけにだけど
直己「それでは、今日のスケジュールを説明します。」
直己さんは正面のソファーに座って赤の手帳を開いた
直己「今日は、"Nightの日"と言ってここの会員様だけが入れる特別なフロアがあります。」
さっき、鶴子さんがNight達に言ってた日のことかな
それから直己さんにその"Nightの日"について説明を受けた
「J.S.B Night CLUB」別名、"Nightの日"と皆に言われている、会員だけが入れるフロア……。そこのフロアで行っている事は、『女性に夢を与える』をコンセプトにした女性だけの会員制クラブ……まぁ簡単に言えばホストクラブ的な感じらしい。でもそこら辺のホストクラブみたいなものではないと直人さんが隣で言っていた
直己「フロア開店時間は17:00からです。A様はそのフロアで実際にお客様になって体験してもらいます。」
A「わ、わかりました！」
一体、『J.S.B Night CLUB』はどんなフロアなのだろうか
私の中で緊張と不安が募ると同時に楽しみだと感じた
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作者名：REINA. | 作成日時：2017年12月7日 23時
