勝てば天国負ければ地獄 ページ22
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それから私と岩田さんはチケットを持って黒服のところに行った
剛典「ここがチケット引渡しだよ、やっほー亜嵐！」
目の前には黒服の男性、亜嵐さんが立っていた
亜嵐さんはお辞儀をし、岩田さんからチケットを渡さた
亜嵐「200万ですね！少々お待ちください！」
そう言うと亜嵐さんは裏に入って行った
剛典「白濱亜嵐って言うんだ、面白いヤツだよ」
岩田さんは少しクスッとした
そして亜嵐さんは黒のケースを持ってきた
亜嵐「こちらに200万が入っております。ご確認ください」
岩田さんはガチャっとケースを開け、確認した
剛典「ちゃんと200万はいっているな…ありがとう亜嵐、後こちらは新しい社長のAちゃん」
亜嵐さんは驚き、お辞儀をした
亜嵐「白濱亜嵐です！これからもよろしくお願いします！！」
A「Aです！よろしくお願いします」
少し笑い合ってると岩田さんが「何がおかしいだよ〜(笑)」と言った
そして私は亜嵐くんにお礼をしてこのフロアを出た
A「あの、気になっていることがあるんですけどいいですか？」
剛典「なに？」
A「借金するお客様もいるんですよね？」
岩田さんに聞いて見るとニッコリと笑って「いるよ」と言った
剛典「借金をする人はいろいろ種類があるんだよね、お金持ちでもその場に現金がなくて借りたり、でもこの場合はあとから返してくるから大丈夫だけど、頻繁借りたりするお客さんだったら出禁になるよ」
剛典「後、普通の職業例えばサラリーマンとかOLのお客さんもここに来るんだけど、ギャンブルには慣れてないお客さんが多くてさ、多く賭けてしまって負けちゃうお客さんもいるわけで」
岩田さんは少し困った笑顔になり説明をした
剛典「ギャンブル慣れしている人より、慣れてない人が借金をすると、とっても面倒なことになるんだよねー。気が狂って暴れたり、怒鳴ったりとか……大変なんだよね！！俺が止めに行こうとすると若い女の子達が腕引っ張ろうとするし…健二郎さんが止めに行くとお客さんから何故か殴られ(笑)そう、なたったら直人さん呼ぶとおさまるだよね！だから超助かってる」
想像すると面白いけど
実際は大変なんだね
後、岩田さんモテモテなんだ
少し胸がザワッとした
でも今は気にしないでおこう
A「大変なんですね」
___と
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作者名：REINA. | 作成日時：2017年12月7日 23時
