一通の招待状

歓迎会 ページ4

｢A・オーエン、劇作家なので役に立つかは分からないが、よろしくお願いします。｣

自己紹介を済ますと、色んな人が私の周りに集まり一斉に話し始める。

大勢の人で酔いそう…

どうも私は、人間不信の他に人間が苦手になったらしい

困惑していると庭師の子が

｢ストップ！ストップなのー！一人ずつ話すなの！｣

｢申し訳ない、久しぶりの大勢だから少し気分が…｣

｢あら…そうだったのね。椅子に座って｣

女医さんがそう言うと、私は椅子に座らされた。

ふと、遠くに目をやるとドアの近くに銀髪の人が居た

こっちに来ないのか？それとも、何かしらの問題が…

｢あぁ彼は、社交恐怖でね。あと彼に似た様な子が…｣

フードをかぶり目隠しした男性が柔らかい声で教えてくれた。

待って梟！梟居る！可愛い！触りたい！吸いたい！←

そんな想いを押し込め、彼の話に耳を向ける

｢もう一人は、居ないようだね…まぁ慣れたら来るさ。｣

｢そうですか…貴方、名前は？｣

｢あぁ、イライ・クラークだよ。宜しくね｣

目の前に手を差し出される。握手か…

私は＿

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