一通の招待状 (ページ3)

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荘園ページ3

森の奥にあった荘園は、陰気臭いような気がした。

自分の足を見ると、葉が着いている。

葉を落とし頭をあげようとすると

｢新しい人なの？Aなの？｣

麦わら帽子を被った子が目の前にいた。

｢…あ、あぁそうだよ。｣

突然現れたことに動揺しながら伝えると、

太陽な笑顔をうかべ楽しそうか口調で

｢待ってたなの！皆、まだかなって言ってたなの！｣

…そりゃあそうか、彼処からここまで結構な距離がある

一週間近くかかった…筈

｢皆に挨拶する前に手を洗った方がいいなの！さっきの葉っぱ、そのままにしてたら危ないなの！｣

｢えっ？｣

どうやら、さっきの葉はそのままにしていると、かぶれてしまうらしい

よくわかったねと言うと

庭師だからと帰ってきた。

荘園に入り、手を洗ってから広間に行く

奥から色んな人の声が聞こえてくる。

少し、嫌な記憶が蘇り手が震えるのがわかった。

あいつらと違う…行こう……

｢皆！新しい人なの！｣

明るい声が広がった。