54.諸伏景光編 ページ5
凛夜の入学式から1年たち、高校2年生となった。
部活は再度弓道部に大角と共に入った。
今度はちゃんと1年生からだ。
そんな高校生活にも慣れて来たある日コードからメールが届いた。
「諸伏景光が自害する日が近ずいている」と。
凛夜はそのメールを確認するとスグにある作業に入った。
今回のために、以前から作っていた物だ。
と言っても凛夜の実験の失敗作なのだが。
ソレの仕上げをし、ソレをバックに詰め込んだ。
そして当日。
毎度の様に私用のため、と言って学校に前もって休みを入れておいた凛夜はあるビルの屋上に来ていた。
RiRi「誰もいないねぇ〜」
『そうね。
あの2人が来るまであの上でゆっくりしときましょう。』
そう言うと凛夜はバックを持ったままヒョイっと上がって来た扉の屋根に乗った。
気配を消して読書にふけっていると、2つの気配が凛夜のいるビルへと入ってきたため、凛夜は本を片付け2人を待った。
2人の言い争いをボケッと聞いていると赤井が自身の正体を諸伏にバラしている所になった。
凛夜は静かに屋根から降り、2人に近ずいた。
2人は凛夜がスグ近くまで来ているのに気づかなかった。
凛夜が思いっきり2人が持っている銃を取り上げると、警戒心むきだしの2人が凛夜を見た。
『こんばんは。
申し訳ありませんが、ゆっくりお話している時間はありません。
赤井さん。あなたの正体、彼らにバラされたく無かったら協力お願いします。』
諸伏「え?え?君、誰!?」
赤井「…お前は確か、組織が探している……。
分かった。協力しよう。
彼を助けてくれるんだろ?
何をすればいい?」
混乱し、オドオドしていた諸伏とは違い赤井は初めは混乱していたが、スグに切り替え凛夜に協力するコトを伝えていた。
『赤井さんはだいたい分かっている様ですね。
私は兎鞠 凛夜です。
諸伏さんには後でお話しいたしましょう。
とりあえず諸伏さんはコレに着替えてください。』
そう言って凛夜はバックの中から黒の衣装を取り出した。
諸伏は混乱しながらもとりあえず着替えるために凛夜たちに背を向けた。
凛夜はそれを確認するとバックから最近まで作っていた人形を取り出した。
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siki(プロフ) - カノンさん» コメントありがとうございました!!修正させて頂きました!!また誤字等ございましたらよろしくお願いします。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます!!訂正させて頂きました!!申し訳ありませんが「ルナ様」の所はそのままにさせてください、、、コードにとってこの世界の本名はルナなのでご理解頂けると幸いです。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - 59話のうあべは、上辺「うわべ」かと。 (2019年11月18日 16時) (レス) id: 3fc6711829 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 52話のカイの「私は当主、ルナ様の執事をしております。」ところ「コード様」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 設定、第2弾 の「ルナ・ノア・アージス」のところ「ルイ・ノア・アージス」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:siki | 作成日時:2019年5月22日 9時