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87.大学一年生編 ページ38

無事、イツメン全員が東都大学に合格した。
と言っても小文吾以外は皆簡単に合格したのだが…。
そのため、合格発表の際、合格通知を受け取って泣いていたのは小文吾のみだった。
そして合格した時、また信乃の思いつきが始まった。



信乃「なぁ!!合格祝いにバンド組まねぇ??」



「は?」と瞬間的に全員がハモった。



荘助「祝いでパーティーなら分かるが、なんでまたバンドなんだ??」



信乃「いやー昨日さ!
バンドのドラマしてて、カッケーなぁって思ったんだよねぇ〜」



『…(数年後、どこぞのJKも似たようなコト言う予定だけれど…バンドする時って皆そんな入り方なのかしら?)』



皆が呆れている中、凛夜は未来でおこるであろうコトを思い出していた。
そんな時信乃は唐突に凛夜に話をふった。



信乃「そういや、凛夜の家っていろんな種類の楽器あったよな?
凛夜ってアレ全部引けるんの?」



『はい。一応全部引けますよ。』



信乃「なら、凛夜に教えて貰えばいいじゃん!!
俺もギター引けるし!!」



現八「まぁ、俺もドラム出来るし良いちゃ良いけど。」



皆が次々にOKを出す中、凛夜は断った。



『私は教えるコトは可能ですが、バンドに参加するコトは不可能です。』



現八「まぁ、確かに凛夜は医学部だし、忙しくなるからな〜」



『いえ。特にソコは問題ありません。』



「「え?」」



全員が「ソコ問題じゃねぇーの?」って顔で凛夜を見た。
それを見た凛夜は皆を見渡すと淡々と説明を始めた。



『問題があるのは私の声なんです。
私は“クロウ”と言う名前で歌い手をしています。
声を変えてはいますし、顔出しもしていませんので、歌わなければバレるコトは無いと思いますが、もしもバレてしまったら色々と面倒臭いコトになるんです。』



凛夜が説明をし、口を閉じるとシーンとした静かな空間が出来上がっていた。
その静かな空間を最初に壊したのは現八だった。



現八「アレってお前だったんだ…?」



道節「全然気づかなかったよ…」



新兵衛「そう言えば前、声を変えてたね…」



皆が口々に言っていったが信乃だけは何かを考えている様だった。


信乃はしばらくして顔を上げた。

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siki(プロフ) - カノンさん» コメントありがとうございました!!修正させて頂きました!!また誤字等ございましたらよろしくお願いします。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます!!訂正させて頂きました!!申し訳ありませんが「ルナ様」の所はそのままにさせてください、、、コードにとってこの世界の本名はルナなのでご理解頂けると幸いです。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - 59話のうあべは、上辺「うわべ」かと。 (2019年11月18日 16時) (レス) id: 3fc6711829 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 52話のカイの「私は当主、ルナ様の執事をしております。」ところ「コード様」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 設定、第2弾 の「ルナ・ノア・アージス」のところ「ルイ・ノア・アージス」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:siki | 作成日時:2019年5月22日 9時

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