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85. ページ36

ヒロキ「どうして?
人工知能って皆欲しいんじゃないの?」



『そうですね。』



凛夜はそう言ってヒロキから目を外し、テレビへと目を向け『RiRi』と呼んだ。



RiRi「HELLO!!!呼ばれて飛び出てRiRiちゃんだよ!!」



ヒロキ「うわっ!!?」



凛夜がRiRiを呼んだために突然ついたテレビにヒロキは驚いて固まってしまった。
テレビはヒロキの後ろにあったのだ。
ヒロキはしばらくして、ロボットの様な動きで顔だけゆっくりテレビを見た。



ヒロキ「…あ、アレは?」



『私が作った人工知能、RiRiです。』



ヒロキ「お姉さんも人工知能作ったの!?
…ん?でもココまでの人工知能が作られたって話、僕聞いたコト無いけど…」



RiRi「そりゃそーよ!!私は凛夜が1人で作った人工知能!
私のコトを知ってる人なんてほんの数人だけなんだから!!」



ヒロキの疑問にRiRiが自慢げに答える。



ヒロキ「…お姉さんって凄い人なんだね。」



『ヒロキくん程ではありません。
さて、コレからどういたしましょうか?
私と一緒に日本に行ってもいいのですが、日本は嫌なのではありませんか?』



ヒロキは凛夜の言葉に顔を歪ませ下を向いた。



ヒロキ「…うん。
あまんりいい思い出はないかな…」



『そうですか。
それでは、イギリスに行かれますか?
私は一緒にいるコトは出来ませんが、あちらには私の保護者がいらっしゃいますし。』



ヒロキは凛夜の提案に顔を上げ、恐る恐る凛夜に聞いた。



ヒロキ「…いいの?」



『はい。かまいませんよ。
一応、コードには確認を入れさせて下さい。』



そう凛夜が言うとヒロキは笑顔になった。



ヒロキ「うん!もちろんだよ!!
そのコードって人がお姉さんの保護者さん?」



『はい。
本名はルナ・クロウ・リンヤードと言う名です。』



凛夜の出した名前にヒロキは目を見開いた。



ヒロキ「お姉さんってあのリンヤード公爵家の人なの!!!?」



『はい。
一応そう言うコトになっています。』

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siki(プロフ) - カノンさん» コメントありがとうございました!!修正させて頂きました!!また誤字等ございましたらよろしくお願いします。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます!!訂正させて頂きました!!申し訳ありませんが「ルナ様」の所はそのままにさせてください、、、コードにとってこの世界の本名はルナなのでご理解頂けると幸いです。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - 59話のうあべは、上辺「うわべ」かと。 (2019年11月18日 16時) (レス) id: 3fc6711829 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 52話のカイの「私は当主、ルナ様の執事をしております。」ところ「コード様」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 設定、第2弾 の「ルナ・ノア・アージス」のところ「ルイ・ノア・アージス」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:siki | 作成日時:2019年5月22日 9時

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