チート少女の悪戯(ゲーム) 2

79．高校3年生編 ページ30

観覧車や病院での爆弾事件がまだ、ニュースで話題になっているある日、イツメンは凛夜のセーフハウスに来ていた。


1年前にコードに購入して貰った部屋だ。
何階と指定していなかったため、25階の最上階になってしまった。


信乃たちは初めての高級マンションに目をキラキラさせていた。


エレベーターで上がっている時大角が凛夜に話し掛けた。



大角「お前の保護者ってお金持ちなのか？」



『詳しくお話するコトは出来ませんが、一応名のある家柄だそうですよ。』



凛夜の答えに新兵衛が「そう言えば」と会話に混じった。



新兵衛「保護者代理とか居たもんね。
あの人って雇ってるんでしょ？」



『緑川さんですか？
はい。そうですよ。
あの方は保護者代理兼、SPですから』



新兵衛「え！？あの人SPなの！？」



新兵衛があまりにも驚いた声を出したため、凛夜は新兵衛を見て首を傾げた。
それと同時にエレベーターのドアが開いた。


ゾロゾロと移動しながらも話は続く。



新兵衛「だって、ガチムチとは縁のなさそうな人だったじゃん！！」



『……SPのイメージ凄いですね。
大丈夫ですよ。ちゃんと緑川さんは強いですから。』



毛野「それに、それをお前が言うか？
お前こそ、格闘しそうな顔してねぇーのに思っいっきり空手してるじゃねぇーか。」



凛夜たちの話を後ろで聞いていた毛野か新兵衛にツッコミを入れていた。
毛野の言葉に新兵衛は「よく言われるー」と言っていた。


そうこう話をしていると玄関についたため、凛夜は玄関に『ただいま』と言って数秒ドアの取っ手に手を置いていると玄関のカギがガチャと開いた。
それを見ていた全員が「おー」と言った。

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