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松田「なっ!?
……お前の指示に従えと?
悪いが俺はお前の言葉を信用出来ない。」
『そうですか。困りましたね。
私はココで死にたくはないのですが…』
困ったと言う割には、淡々と言う凛夜に毒気を抜かれのか松田は笑った。
松田「そうだな。
分かった、少し待ってろ。スグに解体する。」
『了解。』
しばらくすると、松田から後1本まで解体し終わったコトが伝えられた。
『では最後の1本を“せーの”で一緒に切りたいのですが、よろしいでしょうか?』
松田「あぁ、こっちは問題ない。」
『分かりました。それではいきます。
…せーの。』ブチッ
松田「…解体完了。」
『此方も解体完了しました。』
凛夜が解体完了を松田に伝えると松田が気を抜いたのか「ふぅー」と言う声が電話から聞こえた。
しかし、スグに凛夜に声を掛けてきた。
松田「で?
どうして同時に切る必要があったんだ?」
『こちらを先に解体してしまいますと、そちらが爆破される可能性がありましたし、その反対に、そちらを先に解体されると警察は爆弾を見つけられなかったとして、こちらが爆弾される可能性があります。
1番安全な方法が同時に解体を完了させるという手段だったのです。』
松田「なるほどな。」
『こちらの爆弾は、米花中央病院2階の女子トイレの1番奥の個室に置いておきます。
カギをかけておくので上から登ってください。
それでは失礼します。』
松田「あ!おいっ!!」
凛夜は一方的に言い切り、松田が止めるのも聞かずに電話をきった。
電話を強制的に終了させた凛夜はトイレの上に爆弾をおき、個室にカギをかけて病院を後にした。
凛夜が病院を出ると爆発物処理班が病院へと入る所だった。
その中に萩原もおり、凛夜が爆発物処理班とすれ違った時、萩原は凛夜の赤髪に気づき後ろを見たが、ソコに凛夜は既にいなかった。
『(にしても爆発物処理班来るの早いわね…)』
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siki(プロフ) - カノンさん» コメントありがとうございました!!修正させて頂きました!!また誤字等ございましたらよろしくお願いします。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます!!訂正させて頂きました!!申し訳ありませんが「ルナ様」の所はそのままにさせてください、、、コードにとってこの世界の本名はルナなのでご理解頂けると幸いです。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - 59話のうあべは、上辺「うわべ」かと。 (2019年11月18日 16時) (レス) id: 3fc6711829 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 52話のカイの「私は当主、ルナ様の執事をしております。」ところ「コード様」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 設定、第2弾 の「ルナ・ノア・アージス」のところ「ルイ・ノア・アージス」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:siki | 作成日時:2019年5月22日 9時