72. ページ23
新兵衛「保護者代理?」
『はい。
私両親は既にいないんです。
今の保護者がイギリス人でずっとイギリスにいらっしゃるので、保護者の変わりの方がいらっしゃるんです。』
新兵衛「へ、へぇ〜
れ、連絡するんでしょ?どうぞ!!」
凛夜は新兵衛にお礼を言ってから携帯を取り出した。
携帯を見るとスグに心配そうにRiRiが話掛けてきた。
RiRi「大丈夫?凛夜?」
『大丈夫よ。少し捻っただけだから。
だけど流石に家まで歩いて帰るのは辛いかもしれないわ。
諸伏さんを呼んでくれるかしら?』
RiRi「うん!分かった!!」
凛夜が携帯を仕舞うと新兵衛が話掛けてきた。
新兵衛「もう、終わったの?
早かったね?」
『はい。
簡単に送りましたので。』
凛夜は新兵衛と話ていると数人の足音と気配が近ずいてきたため、ドアの方を向くと、毛野を先頭に先生たちが数名走ってきた。
一応の説明を毛野から聞いていたのか女の先生はスグに凛夜に近ずき声を掛けてきた。
女教師「大丈夫!!?怖かったでしょう??」
『いえ。大丈夫です。何もされてはいませんので。』
淡々と答える凛夜を見た女の先生は今にも泣きそうな顔をしていた。
男の先生たちは顧問の先生を起こしていた。
起きた顧問の先生は男の先生たちに囲まれているコトに驚き固まっていた。
それから全員で会議室に移動し、状況の整理をした。
先生1「とりあえず兎鞠さんの保護者に連絡して状況を説明しましょう。」
先生2「そうですね。」
『その必要はありません。
足を痛めたため、迎えにいて下さる様、既に連絡いたしました。』
凛夜がそう言うと会議室のドアが開き違う先生が入ってきた。
先生3「と、兎鞠さんの保護者の方がお見えです!!!」
その先生の後ろには既に変装した姿の諸伏がいた。
『いきなりお呼びだてして申し訳ありません。緑川さん。』
諸伏「問題無いよ。大体の話はRiRiちゃんから聞いた。
足大丈夫かい?」
『はい。
大丈夫は大丈夫なのですが、無理は良くないと思いお呼びしました。』
諸伏「この間のは無理に入らないのかい?
まあ、無理しないのはいいコトだけど。」
凛夜たちの話を疑問に思いながらも先生たちは黙って聞いていた。
凛夜との話をひと段落させた諸伏は先生たちの方を向いた。
145人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
siki(プロフ) - カノンさん» コメントありがとうございました!!修正させて頂きました!!また誤字等ございましたらよろしくお願いします。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます!!訂正させて頂きました!!申し訳ありませんが「ルナ様」の所はそのままにさせてください、、、コードにとってこの世界の本名はルナなのでご理解頂けると幸いです。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - 59話のうあべは、上辺「うわべ」かと。 (2019年11月18日 16時) (レス) id: 3fc6711829 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 52話のカイの「私は当主、ルナ様の執事をしております。」ところ「コード様」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 設定、第2弾 の「ルナ・ノア・アージス」のところ「ルイ・ノア・アージス」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:siki | 作成日時:2019年5月22日 9時