69．高校2年生編 ページ20
諸伏が保護者代理になってしばらくしたある日。
弓道部の顧問が変わった。
顧問が変わった日から凛夜はよくその顧問に呼び出されるようになった。
呼び出される内容はいつも凛夜の髪色についてだった。
毎回毎回呼び出すたびに、「髪を黒く染め直せ」と凛夜に言っていた。
話の最後には「もう、試合に出さんぞ」と脅すようにう言ってきていた。
しかし、凛夜は学校にも試合会場にも地毛申請をきちんと提出しているため、なんの問題も無かった。
凛夜は何度かそう説明にたがこの顧問は美容院と手を組んでいるなど、あるコトないコト言っていた。
毎回部活が終わった後、日が沈むまで言われ続けるのだが、凛夜はやるコトはきちんとしているし、特に言われる様なコトはした覚えがないため、右から左へ流していた。
大角や信乃らが不思議に思い抗議しようとしてくれたのだが、凛夜はソレを『大丈夫』と言って止めた。
この時すでにその顧問の先生は凛夜の地雷を踏んでいたのだ。
そして、ついにその日は来てしまった。
その日、凛夜はいつもの通りに顧問の先生に呼び出され、ある空き教室へと来ていた。
顧問の先生は先に凛夜を教室へ入れると、凛夜にバレない様に扉のカギをかけた。
しかし、凛夜にはバッチリバレていた。
顧問の先生は凛夜に椅子に座る様に促した。
凛夜は大人しく先生の言う通り椅子に座った。
凛夜が座るのを確認すると先生も座った。
そして、いつも通り凛夜の髪色について話始めた。
しばらくして、日が落ち始めた時だった。
いつもならココでお開きなのだが、今日は違った。
先生「いい加減、言うコトを聞かない子にはお仕置きをしないとね。」
先生は突然そう言い始めたのだ。
先生はそう言うと凛夜が逃げられない様、凛夜を覆い被さる形で立ち塞がった。
突然の状況に凛夜は慌てるコトなく冷静に聞き返した。
『……お仕置きとはどうゆうコトでしょうか？
私はきちんと申請は出しています。』
先生「それは君と美容師が手を組んでしているコトだろ？
何回言わせるんだ？」
『いいえ。
以前も申し上げましたが、私はそのようなコトはしていません。
美容師に確認してください。』
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siki(プロフ) - カノンさん» コメントありがとうございました！！修正させて頂きました！！また誤字等ございましたらよろしくお願いします。 (2019年11月23日 22時) (
レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！！訂正させて頂きました！！申し訳ありませんが「ルナ様」の所はそのままにさせてください、、、コードにとってこの世界の本名はルナなのでご理解頂けると幸いです。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - 59話のうあべは、上辺「うわべ」かと。 (2019年11月18日 16時) (レス) id: 3fc6711829 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 52話のカイの「私は当主、ルナ様の執事をしております。」ところ「コード様」ではありませんか？ (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 設定、第2弾 の「ルナ・ノア・アージス」のところ「ルイ・ノア・アージス」ではありませんか？ (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：siki | 作成日時：2019年5月22日 9時
