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諸伏「ああ。おはよう。
すっかり朝寝坊してしまってゴメンな。」
『いえ。お疲れだったのでしょう。
その資料、緑川の戸籍です。
基本的な設定だけですが、変更する所はありませんか?』
諸伏「……あぁ。大丈夫だよ。ありがとう。」
諸伏は凛夜の言葉にザッと資料を見て頷いた。
凛夜が椅子に座るとルイは凛夜に紅茶を出し話かけた。
ルイ「昼食が出来ておりますが、どうされますか?」
『いただきます。
諸伏さんは寝起きですが食べられそうですか?』
諸伏「あぁ、大丈夫食べれるよ。」
ルイはそれぞれの返答を聞くと昼食の準備に台所へ下がった。
昼食を3人で食べている時、凛夜は諸伏に夜にコードが来るコトやそれまでにしなければならないコトを伝えた。
諸伏はコードが来るまでにそんなに時間がなく「終わるかなぁ〜?」と不安そうに言ったが、
ルイの「お手伝いさせて頂くので大丈夫ですよ」と言う言葉に安心した様だった。
昼食を終え、凛夜は諸伏に変装をほどこし、諸伏の顔が決まった。
その後諸伏とルイは2人で出かけて行った。
諸伏は凛夜も一緒に行かないのかと聞いたが、凛夜は『男の買い物は女がいるとしずらくなりますよ。』と言って断った。
諸伏もその返答には何も言えなかった。
凛夜が自室でハッキングを楽しんでいると、インターホンが鳴った。
凛夜は玄関の気配で誰が来たかは分かったが首を傾げていた。
RiRi「凛夜?コードが来たよ?」
『えぇ。そのようね。
夜に来られると書いてあったけれど随分早いわね…。
RiRiリビングに通してくれるかしら?』
RiRi「はーい!!」
凛夜はとりあえず1階に降り、コードを出迎えた。
コードは既にリビングにおり、ソファーでくつろいでいた。
コードは凛夜に気づくと顔を上げて話し掛けてきた。
コード「やあ。凛夜。
元気にしていたかい?」
『こんにちは。コード。元気にしていますよ。
それにしても随分早い到着でしたのね。
夜にいらっしゃると言っていませんでしたか?』
コード「あはは……まぁ、色々あってね〜」
『なるほど。
カイがいらっしゃらない所を見ると、仕事を彼に押し付けて、休憩という名の逃亡をされているのですね。』
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siki(プロフ) - カノンさん» コメントありがとうございました!!修正させて頂きました!!また誤字等ございましたらよろしくお願いします。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます!!訂正させて頂きました!!申し訳ありませんが「ルナ様」の所はそのままにさせてください、、、コードにとってこの世界の本名はルナなのでご理解頂けると幸いです。 (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - 59話のうあべは、上辺「うわべ」かと。 (2019年11月18日 16時) (レス) id: 3fc6711829 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 52話のカイの「私は当主、ルナ様の執事をしております。」ところ「コード様」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 設定、第2弾 の「ルナ・ノア・アージス」のところ「ルイ・ノア・アージス」ではありませんか? (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5bb924d815 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:siki | 作成日時:2019年5月22日 9時