チート少女の悪戯(ゲーム) 2

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RiRiの言葉を聞いた凛夜はデータ用の端末を取り出しコードに渡した。
コードはそれを見ると驚いた顔になった。



コード「これは…。
ねぇ凛夜？パーテイーに行く前に言っていた“先に私用を済ませていた”ってもうしかしてコレしてたの？？」



『はい。
帰宅してから行ましたが1時間もかっからなかったわよ。』



コード「…この量を？」



『…まさかコードk… コード「そーだから言わないでっ！！」
まさかでしたね。
てっきりなんでも出来るのかと思ってました。』



コードは恥ずかしそうに慌てて凛夜の言葉を遮った。



コード「よく言うだろう？“この世に完璧な人間はいない”って」



『コードって人じゃありませんわよね？』


凛夜の容赦のない返しにコードは恐る恐る「もうしかして騙したコト怒ってる？」と聞いた。



『もちろんですわ。
騙されて気分がいい人はいません。
コードにはお詫びに私のわがままを聞いて頂こうかしら。』



凛夜の突然の提案にコードは「わがまま？」と聞き直していた。



『はい。
コード、私は欲しい物がありますの。』



コード「欲しいもの？？」



『はい。○○ですわ。』


凛夜が言った欲しい物に全員が驚き、コードはスグに笑い出してしまった。



コード「いいよwあげるww」



コードは笑いが止まらないのか笑いながら凛夜に返事をしていた。



『あら。ありがとうございます。』



凛夜は笑っているコードを気にするコト無く、お礼を口にした。



コード「カイ、ルイそう言う環境に居なくても凛夜は十分令嬢らしかったよw
令嬢らしいわがままだww」



コードの言葉にカイとルイは苦笑し、「そうですね。」と言った。



ルイ「ですが、お嬢様？
そんな物貰って何に使うんです？」



凛夜はルイの問いに指を自身の唇に持っていきシーのポーズをとると言った。



『秘密よ』

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