6． ページ7
RiRiとアレやコレや話しながら台所に来ると、食材が何も無かったため、買い出しに行くことになった。
凛夜はRiRiに案内され、近くのスーパーに迷うコトなく着くと、とりあえず必死な調味料や、食材をカゴに入れていった。
凛夜がカレーのルーを取りに棚へ向かうと、棚の上の物が取りたいのか、頑張って背伸びをしている小学生ぐらいの女の子がいた。
『(あれは確か本作のヒロイン
毛利 蘭か………小さいな…)』
と思いつつ、声を掛けた。
『こんにちは。
お嬢さん。何が取りたいんですか？』
蘭「あ……こんにちは。
あの赤いのが取りたいの…」
突然話しかけられビックリしたのか、目を丸くしたが、すぐに戻に戻りしっかり挨拶してくれた。
そして、棚の上の赤い袋を申し訳なさそうに指さした。
凛夜はソレを取ると、彼女の顔の前まで持っていき、『コレであってますか？』と聞くと「うん！ありがとうございます」と言ってとても可愛い笑顔をくれた。
『どういたしまして。
……お嬢さんいくつですか？』
蘭「8歳だよ！！！」
『おつかいですか？偉いですね。』
そう言うと彼女は照れたように笑った。
そこに「蘭あったか〜？」と主人公の声がした。
男の子は凛夜を見ると少し固まったが、蘭が嬉しそうに凛夜の紹介をした。
蘭「あのね！！
高い所にあったんだけど、このお姉さんが取ってくれたの！！」
新一「あ、ありがとうございました…？」
『どういたしまして。
それでは気をつけて帰って下さいね。』
戸惑った様にお礼を言ってくれた主人公、工藤新一コト死神と蘭に背を向けて歩きだそうとした時、新一に呼び止められた。
新一「待って！！
お姉さん名前なんて言うの？」
『(詮索好きはこの頃からなのね。)
……少年。人に名前を聞く時は聞く前に名乗るのが礼儀ですよ。』
振り返ってそう言ってやれば、新一は慌てて「俺は工藤新一だ！」と答えた。
凛夜はしゃがんで新一に目線をあわせた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
waka - 頑張ってください！面白いです！ (2020年2月9日 12時) (
レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - れーなさん» コメントありがとうございます！！少しずつですが頑張ります！！ (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - 頑張って下さい面白いです！続きも楽しみにしてます！ (2019年11月22日 16時) (レス) id: e024eab803 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話にも誤字がありました。「以外そうに」ではなく、「意外そうに」です。また、「以外か」ではなく、「意外か」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話にも誤字がありました。「見たいだよ」ではなく、「みたいだよ」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：siki | 作成日時：2019年4月8日 6時
