49. ページ50
今回のパーテイーメンバーには裏の幹部達もおり、幹部全員に凛夜は自己紹介をした。
挨拶周りがひと段落した頃には既に23時をまわっていた。
ルイ「お嬢、大丈夫ですか?」
ルイは心配そうに凛夜に聞いたが凛夜はいつも通りに『大丈夫です』と答えた。
何処かにカイと共に行っていたコードは凛夜達に近づくと「帰ろう」と言った。
コード「次郎吉さんにも帰るって言って来たし戻ろうか。
カイ車を。」
カイは「はい」と言って車を取りに先に行った。
コードは近くに居た裏の幹部にアイコンタクトをしてから会場の出口へと向かった。
帰りの車の中で凛夜は『そう言えば』とコードを見た。
『処理、終わったんですね。
私を騙した甲斐があったようでなによりですわ。』
凛夜の言葉にコードだけで無く、カイやルイも目を見開き驚いていた。
コード「な、なんの話?」
オドケながらコードは凛夜に問いた。
『終わったのだからもう隠す必要は無いと思いますが、隠しておきたいのならそう言うコトにしておきますわ。』
コード「…いつ、気づいたの?」
コードは諦めたのか、凛夜の様子を見ながら凛夜に聞いた。
『コードがお昼に電話をくださった時ですわ。』
コード「え?特に変なコトは言って無かったと思うケド??」
電話の時にした会話を思い出しているのか、コードは考えるポーズをとりながら首を傾げていた。
凛夜は前を向いて目を閉じた。
何かを思い出すように。
『不思議だったんです。
何故開催する予定は1年前には決まっていたのに開催日は急に決まるのかが。
いくらこのパーティーの出席者が親しい人達だけのパーティーだったとしても、それなりの家柄を持った人達が集まるパーティーだわ。
学生が友達と急にするパーティーとは訳が違う。
調べさせて頂いた結果、今回のパーティー。
開催日は最低でも1ヶ月以上前から決まっていたそうですわね?
コード。』
凛夜はコードの名前を呼びながら彼を見るとコードはポカーンとしていた。
『アホ顔』と凛夜がボソッと呟くとコードは硬直から目覚め、ため息をついた。
コード「はぁ〜酷いな〜
で?その様子じゃ全部分かってるんでしょ?」
『はい。
よくもエサにしてくださいましたわね。』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
お話の途中ですが、一杯になったので次に行きます。
引き続きよろしくお願いしますm(_ _)m
196人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
waka - 頑張ってください!面白いです! (2020年2月9日 12時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - れーなさん» コメントありがとうございます!!少しずつですが頑張ります!! (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - 頑張って下さい面白いです!続きも楽しみにしてます! (2019年11月22日 16時) (レス) id: e024eab803 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話にも誤字がありました。「以外そうに」ではなく、「意外そうに」です。また、「以外か」ではなく、「意外か」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話にも誤字がありました。「見たいだよ」ではなく、「みたいだよ」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:siki | 作成日時:2019年4月8日 6時