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45. ページ46

コード「あははw了解。」



コードと雑談している間に認証が終わった2人が入ってきた。
2人は凛夜に気がつくと一礼した。
凛夜もそれに返した。


1人が前に出て来て自己紹介を始めた。



カイ「私は当主、ルナ様の執事をしております。
カイ・ナイン・アージスと申します。
隣にいるルイの兄です。」



自己紹介を終えると、隣に目を向け隣の人物にも自己紹介をするように促していた。
隣の人物は前に出ると深々と礼をした。



ルイ「私は凛夜お嬢様の執事をさせて頂くコトになりました。
ルイ・ノア・アージスと申します。」



凛夜はルイが頭を上げるのを待ち、ルイが顔を上げると凛夜は2人を見て自己紹介をした。



『私は兎鞠 凛夜と申します。
お手数おかけすると思いますが、よろしくお願いします。』



凛夜が2人に礼をすると、2人は少し戸惑った。



ルイ「あ、あの…お嬢様??
我々にそのようなコトは…。」



『どんな関係だろうと、自己紹介と挨拶は大切です。』



コード「だ、そうだよ。
さ、時間も無いし準備しようか…?
あれ?そう言えば凛夜準備してなかったんだね?」



『はい。
先に私用を済ませていましたの。』



コード「ふーん。そーなんだ…。
でも良かった!!
凛夜にドレスを用意したんだ!!」



コードはそう言って凛夜のドレスをどこからともなく取り出した。
コードたちはイギリス人なので、イギリス風のドレスだった。
豪華は豪華なドレスだったが、大人しめのシンプルなドレスだった。
凛夜は『ありがとうございます』と言ってそれを受け取った。
それから凛夜は着替える為に自室へと戻った。


凛夜が自室に戻った後のリビングでは…



コード「ルイ、カイ、凛夜を見てどう思った?」



カイ「お話に聞いていた通り、礼儀正しい方だとは思いましたが我々にまで……」



そう言ってカイは言葉を濁した。



コード「彼女に執事がいたコトは無かったし、そういう環境にいたコトも無かったからな。」



カイ「そうですね。
コレからでしょうか…?」



コード「そうだな…。」



そこで今まで黙っていたルイが口を開いた。



ルイ「ですが、無理に慣れて頂く必要は無いのではありませんか?」



コード「あぁ、そうだな。」



ルイの言葉にコードは優しい顔で頷いた。
そこにある声が響いた。

46.→←44.パーティー編



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waka - 頑張ってください!面白いです! (2020年2月9日 12時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - れーなさん» コメントありがとうございます!!少しずつですが頑張ります!! (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - 頑張って下さい面白いです!続きも楽しみにしてます! (2019年11月22日 16時) (レス) id: e024eab803 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話にも誤字がありました。「以外そうに」ではなく、「意外そうに」です。また、「以外か」ではなく、「意外か」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話にも誤字がありました。「見たいだよ」ではなく、「みたいだよ」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:siki | 作成日時:2019年4月8日 6時

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