37．黒の組織編 ページ38
ポアロを出て、最短で帰れる路地裏に凛夜は足を進めた。
ポアロから家へ帰る時は何時も通っている場所だった。
いつも通りRiRiと話をしながら帰る。
RiRi「ねぇ、ねぇ。凛夜？
今日毛利家揃ってたケド、英理さんってもう別居してたよね？」
『そうね。
何かいいコトでもあったのかしら？』
RiRi「そうかも！！
英理さん笑顔だったし！！」
RiRiと話をしている間に路地の半分まで来ていた、その時だった。
凛夜は複数の気配を感じ気配のする方へ顔を向けた。
凛夜が見た方は倉庫が沢山並んでいる所だった。
突然銃声が鳴り響いた。
銃声が聞こえた瞬間、凛夜が感じていた気配が1つ消えた。
凛夜は咄嗟にカバンをその場に置き、音のした方へ走った。
走りながら自身の銃を確認した。
持っていたのは森の人(コルト・ウッズマン)と仕込み銃だけだったが凛夜には充分だった。
『(良くて気絶。悪くて死だわ。)』
そんなコトを考えながら音のした場所にたどり着く。
凛夜は気配を消して周りを探る。
気配は3人。それ以上は居ないようだった。
凛夜は気配を消したまま、その3人に近ずいた。
凛夜はかなり近ずいたが3人は凛夜に気づくコトはなく、会話をしていた。
？「コイツが主犯だったんスね。」
？「あぁ。思ったより時間がかかったな。」
？「あら。それは貴方がもたもたしていたからでしょう？
ジン。」
『(あら。
組織の方々だったわ。3人だけのようね。
良かったわ。ウイスキートリオ居なくて。)』
凛夜が呑気に考えているとジンとベルモットが口喧嘩を初め、ウォッカが止められずにオドオドしていた。
そこに凛夜の静かな声が響いた。
『こんな所で喧嘩ですか？』
そこにいた全員が驚き反射的に銃を凛夜に向ける。
凛夜はそれに動じるコト無く死体に向かった。
ベルモットが死体を見る凛夜に問う。
ベルモット「貴方の知り合い？
接点があるとは思えないけど？」
『いいえ。初めて見る顔です。
見る限り頭を撃たれて即死の様ですね。
この方はあなたが？』
ジン「……貴様サツか？」
『いいえ。
銃声が聞こえたので、見に来ただけです。
否定されないというコトはあなたがされたんですね。』
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waka - 頑張ってください！面白いです！ (2020年2月9日 12時) (
レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - れーなさん» コメントありがとうございます！！少しずつですが頑張ります！！ (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - 頑張って下さい面白いです！続きも楽しみにしてます！ (2019年11月22日 16時) (レス) id: e024eab803 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話にも誤字がありました。「以外そうに」ではなく、「意外そうに」です。また、「以外か」ではなく、「意外か」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話にも誤字がありました。「見たいだよ」ではなく、「みたいだよ」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：siki | 作成日時：2019年4月8日 6時
