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17. ページ18

凛夜達はジェットコースターに近づきマジックの仕掛けを見ていた。



RiRi「特になんて、なさそ?」



『ん〜そうね。
大丈夫じゃないかしら?
この後何もされなければね。』



RiRi「まだ、本番まで時間あるもんね。」



『えぇ。
さて、戻りましょうか。』



RiRi「戻るって控え室に?」



『そう。
どうやらこのカギ、マジックショーので間違いない様よ。』



RiRi「…流石凛夜、いつの間に…」



凛夜は仕掛けを見に来たのではなく、カギがマジックショーの物か確認しに来ただけだった。


『さぁ、戻りましょうか。』と言って凛夜は控え室へと戻った。
控え室に戻ると部屋の中には気配があった。


凛夜は躊躇うコト無くコンコンとノックを3回すると、中から「はい。」と言う声がした。
声で中の人物が黒羽盗一だと確信すると『失礼します。』と言って中に入る。


盗一は凛夜を見ると少し驚いた顔をしたがスグに元に戻った。
そして、そのまま話しを振ってくれた。



盗一「おや。
お嬢さんはどちら様かな?」



『私は兎鞠 凛夜と申します。
黒羽盗一さんでお間違いないでしょうか?』



盗一「あぁ、いかにも私が黒羽盗一だ。」



『突然の訪問申し訳ございません。
図々しいのですが、少々お時間を頂けないでしょうか?』



盗一「もちろん。何用かな?」



凛夜は盗一に近ずき、さっきスったカギを取り出し見せた。



盗一「それは…!?
何故君が持っているのかな?」



盗一は口調は柔らかいままだが、疑う様な目で凛夜を見ていた。
凛夜は盗一の表情を見ても顔色1つ変えずに、無表情のまま淡々と話した。



『数分前、この部屋にキョロキョロと周りを警戒しながら入っていく男性を見ました。
その男性がこのカギを大切そうに持っていたので、気になってスらせて頂きました。
その後、コレがジェットコースターのマジックショーに必要な物だと分かりココに届けに戻ってきました。』



盗一「…そうか
…ありがとう。助かったよ。
君はココのスタッフだね。
1度控え室に来たのなら何か私に用があったんじゃないのかい?」

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waka - 頑張ってください!面白いです! (2020年2月9日 12時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - れーなさん» コメントありがとうございます!!少しずつですが頑張ります!! (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - 頑張って下さい面白いです!続きも楽しみにしてます! (2019年11月22日 16時) (レス) id: e024eab803 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話にも誤字がありました。「以外そうに」ではなく、「意外そうに」です。また、「以外か」ではなく、「意外か」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話にも誤字がありました。「見たいだよ」ではなく、「みたいだよ」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:siki | 作成日時:2019年4月8日 6時

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