13.学校編 ページ14
今、凛夜は帝丹中学校の前にいた。
RiRi「いよいよ、今日からだねぇ〜」
『えぇ。』
凛夜は今ワイヤレスイヤホンをしている。
イヤホンから聞こえるRiRiの案内で、凛夜は迷うことなく職員室についた。
職員室のドアを3回ノックして、ドアを開け、少し大きな声で名乗れば1人の男性教師が手を挙げて近寄ってきた。
朝礼の前に少し話をしておきたいとのコトで、小会議室に通される。
男性は1年A組の担任。
早弓先生はコードが話していたのか、耳が聞こえづらいコトを知っていた。
そのため、イヤホンをしていないコトを不思議に思って質問してきたため、逆に隠しておきたいと言うコトを伝えると、早弓先生は少し考えた後確認してきた。
早弓「それじゃあ、耳のコトは隠しておきたいんだね?」
『はい。無理でしょうか?』
凛夜の問いに、心配そうな顔になった早弓先生は遠慮がちに答えた。
早弓「……無理ではないケド…
君が大変じゃないのかい?
イヤホン出来ないんだよ?」
『大丈夫です。
ワイヤレスイヤホンがありますので、』
凛夜の返答に早弓先生は渋々と言った感じで頷いてくれた。
早弓「…そうか…
分かった他の先生方にもそう、伝えておくよ。
だから、何かあったらスグに近くの先生に言うんだぞ?」
『はい。
お心遣い感謝します。』
そう言って頭を下げると早弓先生は苦笑していた。
凛夜が顔を上げると、先生は時間を確認し、少し慌てる。
早弓「おっと、もう朝礼の時間だ、行こうか」
『はい。よろしくお願いします。』
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waka - 頑張ってください!面白いです! (2020年2月9日 12時) (レス) id: d89abf58ed (このIDを非表示/違反報告)
siki(プロフ) - れーなさん» コメントありがとうございます!!少しずつですが頑張ります!! (2019年11月23日 22時) (レス) id: 426b01e604 (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - 頑張って下さい面白いです!続きも楽しみにしてます! (2019年11月22日 16時) (レス) id: e024eab803 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 25話にも誤字がありました。「以外そうに」ではなく、「意外そうに」です。また、「以外か」ではなく、「意外か」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 24話にも誤字がありました。「見たいだよ」ではなく、「みたいだよ」です。 (2019年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:siki | 作成日時:2019年4月8日 6時