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「莉奈・大宰!!」
ザワっ!!!!
またもや辺りが驚き、その視線を受けながら私は椅子へと座って帽子を被った。
「ふーむ。これまた純血主義の大宰家か。だが君は両親のような考えをしていないな。むしろ嫌っているのかな?どちらかと言うと反対の思想を持っている。向上心もあり、正義感も強い。だが合理的考えも持ち合わせているようだ。冷酷で他者を蹴落とす能力もある『それ褒めてる?』」
え、無視された←
「君はどこでも上手くやって行ける。なぜなら才能があるからだ。それに、、。噂の力も本当にもちあわせているのだ。」
『!?……ハハッ、嘘だと思ってた?』
「いや、あればとても面白いとは考えていたよ。しかしここにいる大体の者は信じていないだろう。マグル界でも信じられていないものを魔法界が信じるのも難しい。強力な能力。それは時として力に、そして時として敵にもなるだろうな。」
『…肝に銘じとくよ』
異能力はこの世界ではおとぎ話なのだから。
「ふむ。そしてどうする?君が選ぶといい。どこにだって行けるのだから私は君の意思を尊重しよう。」
『……んー、じゃあ私もシリウスたちと一緒がいいな。"クソジジイ共"の好き勝手にさせたくないし、何より楽しそう』
「ハハッ!なるほど!いいことだ…じゃあ、、、グリフィンドール、!!!、!!」
そう組み分け帽子は叫んだ。
わああああー!!!と歓声が上がる。
グリフィンドールの方を見てみるとシリウスとジェームズがハイタッチをしていた。
私は笑みを浮かべ彼らの元へと向かう。
ジ「莉奈!最高だよ!君もこちら側にくるなんて!純血主義の一家が一気に2人も!!実に面白い!」
『ははっ、そんなに面白いかな?まぁ、よろしくね。』
シ「おう。よろしくな。莉奈」
そう言ってシリウスは私の頭をポンポンと撫でた。
……
『シリウス、私の事子供扱いしてない?よし戦争だ。表に出ろ』
シ「なんでそうなるんだよ!?」
ジ「ハハハハハッ!!!最高かよ!君たち!!」
今はチビでも伸びるからな!?私!!
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Emerarudo(プロフ) - まぐろさん» 頑張ってください!応援してます! (2021年12月4日 19時) (レス) id: b35a108ce4 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ(プロフ) - Emerarudoさん» ありがとうございます!!これからもこの作品をよろしくお願いいたします! (2021年12月4日 0時) (レス) id: 70b980a7b4 (このIDを非表示/違反報告)
Emerarudo(プロフ) - 面白かったです。 (2021年12月3日 20時) (レス) @page5 id: b35a108ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まぐろ | 作成日時:2021年10月6日 0時