1日目 ページ2
?「どうしたの?」
顔を上げると、そこにはきれいな顔の男の人がいた。
『……?』
?「風邪ひくよ、一旦うちおいで?」
『…はい』
その人について行くと、大きな家についた。
一人暮らしじゃないのかな〜、とか思った。
だって普通に一軒家。それも少し大きめの。
?「ただいまー」
『お邪魔します…』
?「なーくんおかえ…だれ???」
奥から水色の髪のイケメンが出てきた。
外は暗くて分からなかったがよく見ると、さっきの人は紫の髪だ。
なーくん…そう呼ばれた紫の人。
な「外でうずくまってて寒そうだったから連れてきた。みんないる?」
みんな?家族で暮らしているのだろうか。
?「おるでー」
また奥から人が出てきた。今度はオレンジ色の髪の人。
…カラフルだなぁ
な「入って。玄関じゃ寒いから」
いや、玄関でも十分そとに比べたら暖かいんですが。
そう思いながらも中に入り、紫の髪の人についていく。
な「そこ座ってて。今何か暖かいもの持ってくるね」
そう言って紫の髪の人はどこかに行った。
リビングには、全部で5人いた。6人で暮らしてくのかな?
赤い髪の人、黄色の髪の人、ピンクの髪の人、
それからさっき見た水色の髪の人とオレンジの髪の人。
な「はい。毛布。寒いでしょ」
紫の髪の人が戻ってきて、私に毛布をくれた。
うわ、ふわふわ…
な「俺はななもり。よろしくね」
ななもりだからなーくん、か。
?「俺莉犬!!!」
赤い髪の人が莉犬さん。身長低いなぁ…
私の方が低いけど。
?「僕はるぅとです!」
黄色の髪の人がるぅとさん。声は可愛いのに身長は高め。
?「僕ころん。」
水色の髪の人がころんさん。
声がさがさ。風邪かな?
?「俺さとみね。よろしく」
ピンクの髪の人がさとみさん。イケボ!!!
?「ジェルやでー、よろしくな〜」
オレンジの髪の人がジェルさん。
みんな言い終わったから私も言った方がいいかな?
『えと…Aです…』
な「なんであんなところにいたの?」
『えっと…親に捨てられたんです。』
り「なんで?!」
『それは…っ…』
り「あ、ごめん…!いいよ無理しなくて!辛かったんだね…」
『大丈夫です…私が捨てられた理由は、私が馬鹿だからだと思います』
全「「「「「「え?」」」」」」
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作者名:ななせ。 x他1人 | 作成日時:2020年2月23日 22時