スノの末ズは通称 ""最強ツインズ"" 2nd

＠波乱の修学旅行 ページ12

。。。







ふまけんに………捕まった……。


なんならカメラ回ってる状態で私の事拉致しやがって……！！！




△△ちゃんは野次馬よりは少し離れた所から苦笑いで私に手を振ってくれた。

私はと言うと、振り返す訳にも行かないので、苦笑いを返しといた。





菊池「こんな所で会うなんて運命なんじゃないの俺たち！」

中島「やっぱり俺と姫は繋がってたか〜」


「…帰りたい」

ふまけん「「あはははは！！www」」



私服で良かった…と取り敢えずは安心したけど、これ多分臨時だからギャラ少ないだろうし、そんなことより暑いし注目浴びてるし、修学旅行で来てる事バレてる気がするし…！！！




中島「そういや何で京都いんの？」

「あ、ちょっとお仕事と観光で」

菊池「なんの仕事？」

「っあ〜…まだ発表前だから下手に言えないんで、その時を待っててくださいな」

中島「上手くかわしたね、姫のトークスキルが昔より上がってて嬉しいよ」


なんで健人くんが嬉しいのさ！！！あああもうラウール助けて！！！

カメラの前だし一般人も居るからスマホ出せない……！！！もうかれこれ絡まれ続けて15分くらい経ちそう……！！この騒ぎが教員までいってみろ、表面上ではなんともないと言われたとして、心の中では面倒だって思われてるよ私……！！！




ラウール「ゆり……！！」

「！」



う、うわ……すごいタイミングで来たな……助けに来て欲しいとは確かに一度は願ったけど……ここ出来たか……。




中島「あ、まさか仕事と観光の仕事の方ってラウールとしょっぴーとのやつ？」

渡辺「へ？」

「あ、はい！3人で京都で仕事があって、そのついでに観光を……」

ラウール「……(察)ゆり方向音痴なのに勝手に1人で観光始めちゃうから、探すの苦労したよ〜」


「ごめんごめん」



渡辺「じゃあ次の打ち合わせあるし、行こっか」

「うん」



菊池「ちぇ、ここまでか〜」

中島「じゃあね、お姫様」








……た、助かったあぁああああああああああああぁぁぁ！！！


奇跡、奇跡だよ………！！！




△△ちゃんごめん、こっちまで来て！！と手でこっそりそう伝えると、△△ちゃんも私の元に来た。






△△「だ、大丈夫だった……？」

「いやもう大変だった……」

△△「って……ラウールくんと翔太くんは……」

「あ、2人は本当にお仕事あるから、もう言っちゃったよ」

△△「そっか」










．

修学旅行編、まだ続きます。

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