▽"You" ページ42
。。。
「で、なんで内見に叔母さんが付いてくるの？」
叔母「大丈夫、貴女の母親には何も言わないでおくからっ♪」
確かに叔母さんは口が堅い。
それに小さい頃から私を甘やかしてくれた唯一の親戚で、お母さんよりも信用してる。
「…キッチン広いね」
叔母「あら、料理してるの？偉いじゃない！」
「髪の毛崩れちゃうからっ」
わしゃわしゃと私の頭を撫でてくる所とか本当に変わらない。
眩しい笑顔で私よりノリノリな叔母さん。見える、見えるぞ、ある日帰ったらリビングに叔母さんが居る、そんな未来が見えるぞ…？
叔母「窓大きいわね〜！」
「風通しも日当たりも良好、事務所は近くにあるし近くに翔太も暮らしてるから何かあった時は助け合えるよ」
叔母「優良物件ね！」
「ローンもここならそんなに組まなくても良さそう」
叔母「そんなに儲けてるの？流石あの血筋ね〜」
「止めてよお母さんお父さんと一緒にしないで？それより、叔母さんには合鍵渡したいんだけど」
叔母「あら良いの？」
「叔母さんのこと信用してるから…でもその変わり、本当に遥やママとパパには何も言わないで」
叔母「分かってるわよ、可愛いゆりが悲しむ所は見たくないしね。社会人として一人暮らしってとても大切な経験だと思うわ」
ありがとう、そう言って内見を進めた。
部屋も満足にあるしフローリングも綺麗で台所も広くお風呂も綺麗で、すっかり気に入った。
叔母さんまで『私もこのマンションに引っ越そうかしら？』なんて言ってるし。
それはそれで楽しそうだから反応しないでおいた。
「私此処にしたい」
叔母「そうね、私も此処なら安心して貴女を1人で居させられるわ」
という事で、正式に新居が決定した。
あとは申請して審査を通してもらって契約すれば引っ越ししてお〜わり！！
「翔太から電話だ…ちょっとごめんね」
叔母さんから離れて応答ボタンを押した。
渡辺「お前、もうちょい上手くやれよ…」
「え？なんの事？」
渡辺「遥がお前のこと怪しんでるぞ、普通に机の上とかに物件情報の資料置いてただろ」
「自室の机にならね？…真逆、でも弟だからって成人してる姉の部屋に入るかなぁ？」
渡辺「お前達の仲だろ、やりかねん」
「……何とか誤魔化してみる、翔太に助け求めるかも」
渡辺「おう、俺と涼太でお前のこと守るから好きにやれ」
そこで電話が切れた。
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由希(プロフ) - 弟さんの名前が分かりません (2021年8月7日 15時) (
レス) id: d4ac929782 (このIDを非表示/違反報告)
YUN汰。(プロフ) - 由希さん» 配慮が足らず申し訳ないです…青い鳥系のお話以外全てに視点をつけました！ (2021年8月5日 18時) (レス) id: ad5fd77975 (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - ページ5のやつが誰サイドか分からない (2021年8月5日 18時) (レス) id: d4ac929782 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年8月2日 19時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YUN汰。 | 作成日時：2021年8月2日 15時
