▼紅一点、家を買う。"You" ページ41
。。。
渡辺「原則として誰かメンバーが住んでる場所の近くに住め」
「うん?メリットは?」
渡辺「何かあった時すぐ飛んで行けるだろ。後お前一人でご近所付き合い出来んの?」
「無理かも」
渡辺「そういう事」
という事で始まった翔太を始め私のマンション購入の噂を聞いた先輩達によるセミナー。
まず私は世間知らずのお嬢様、なんて論破されてしまったのだが、名の通り本当に世間が分からない。
「渡辺先生、先生的には何階がオススメ?災害時とか景色とか考えて」
渡辺「何階までのマンションかにもよるけど、3階がオススメ。災害時には最悪エレベーター止まっても階段で普通に行き来出来る距離だし、でも4階より上だと地震とかの時ちょっと気をつけないといけないかも、お前高所恐怖症だし」
「なるほど??」
適当な紙にシャーペンでメモしていく。
上田「それから、セキュリティ完備の女性専用マンションにしろよ」
「そんなのがあるんですか?!」
とここで素朴な疑問。
「男性は入れないんですか?」
上田「まぁ普通はな」
「確かに、危険な人に襲われる危険は格段に減りそうですね」
三宅「事務所から近い方がいいぞ〜朝楽だし」
「確かにっ」
田中「姉さん海好きだし、海見える所とか良いんじゃないっすか?」
「あ〜カーテン開けて海見えたら最高だねっ」
渡辺「とにかくセキュリティ完備の女性専用マンションでメンバーの誰かと近いところに住め。もしお前が良いなら俺が住んでるマンションの近くにある女性専用マンションも紹介するけど」
「紹介して欲しいっ」
渡辺「ん、ちょっとスマホ貸して、Googleマップで画像出す」
翔太にスマホを渡すと白い壁のオシャレな外観が素敵なマンションの画像が出て来た。
「わ、中庭とかあるんだ…世帯数多いんだね?」
渡辺「シーズンによってイベントあるらしいぞ、たまにどんちゃん騒ぎしてる」
「あははっ」
賑やかそうだね、とそのマンションについて調べて行く。と横に座ってた樹が『此処、上田くんの家と近くないっすか?』と言った。
どれ?と私のスマホを覗いて来る上田くん。
確かに、近いわ。という上田くんの声を聞いて山田は決めた。
「私ここにする」
「「「え(お)」」」
「近くに翔太や上田くん居るならなんかあった時に助け呼べるし、安全に暮らせそう」
何より実家から少し距離あるし。
こうしてセミナーは終わった。
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由希(プロフ) - 弟さんの名前が分かりません (2021年8月7日 15時) (レス) id: d4ac929782 (このIDを非表示/違反報告)
YUN汰。(プロフ) - 由希さん» 配慮が足らず申し訳ないです…青い鳥系のお話以外全てに視点をつけました! (2021年8月5日 18時) (レス) id: ad5fd77975 (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - ページ5のやつが誰サイドか分からない (2021年8月5日 18時) (レス) id: d4ac929782 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年8月2日 19時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:YUN汰。 | 作成日時:2021年8月2日 15時