無 気 力 神 様 系 女 子 。

▼インタビュー"You" ページ23

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記者「それでは今日はよろしくお願いしますっ」

「はい、お願いします」





今日は朝から雑誌のインタビューがあった。

一人一人呼び出されて答えていくのだが、私の場合何を言うか心配で気が気じゃないらしく、皆の前でやる事になった。




「そんなに心配？」

深澤「突然未知な話しそう…」

岩本「法に触れるギリギリ手前の話しそう」

渡辺「俺と涼太の黒歴史話しそう」

宮舘「右に同じく」

佐久間「佐久間はただの興味で来た〜！」

阿部「ごめんなさい、突然異国の言葉話されても通じないと思って」





「私をなんだと思っている？」

記者「あははっ、仲がよろしいんですね」

「「「はい！」」」

「はぁっ…」




記者「それではまず一つ目の質問です。グループに戻って、今と昔で一番違うと思ったことは何ですか？」


「一番違うと思ったことはやっぱり仲間が3人増えたことじゃないですか？私が居た時代はまだ持ち曲も少なくて少クラや雑誌でしかファンを増やせなかった時代でしたしね」




インタビューって、こんな緊張するんだ。

次はなんの質問なんだろう…って身構えちゃうわこれ。しかも話してる内に鮮明に思い出しちゃうし。




記者「ではその向井さん達について何かこうしてほしい、とかこれを期待してる、とかはありますか？」


「期待してることは無いですよ、私より出来てるんで。寧ろブランクで色んなことを忘れてしまってる私の方が彼らよりも新人みたいな感じで…知らない話とかたまに聞くと、自分が如何に彼らと居た時間が少なかったか思い知らされますね」


記者「！皆さん首を物凄い力で横に振ってますが」

「え？」




岩本「ゆりさんは新人なんかじゃないしブランクを諸共しないくらい強い人ですよ」

渡辺「それにお前、俺達とのエピソードは寧ろ他のメンバーのこと置いてってるじゃん」

ラウ「僕らまだまだゆりさんに色んなこと学べてませんので、期待しててくれると嬉しいです！」

目黒「そうっすね、この間やっと普通に喋れるくらいには仲良くなれたんで」



「あははっ」



記者「微笑ましいですね！それでは次の質問いきたいと思います」

「はい」




なんかやる気が出てきたぞ！

後ろに皆がいるのは『おっと…？』ってなったけど、多分何話すか心配って言うのは口実で、ぶっちゃけ私がド緊張するのを見越して来てくれたんじゃないかな。

やっぱり大好きだなぁ。







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