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ヨナ「私に色気の出し方教えて!!」
言葉を聞いた瞬間に固まってしまった。
『…………い、いろけ?』
ヨナ「そう!!多分ねスウォンは私の事妹か何かと思っているんだわ!いや確実に妹ね!!そこから何とか脱さないと何も進展しないと思うの!」
『確かに私もそう思うけど……』
いろけ?え、色気??聞く人私で合ってるの?
『色気で有名なのはグンテさんじゃないかしら。私あまり色気について分からないんだけど…』
ヨナ「何言ってるのA!!見回りしてた人達がいつも言ってたわ!A様の色気は格別って!!」
『何それ!?初めて聞いたよ私!!』
ヨナ「それにそのグンテって人男の人じゃない!私はAから聞きたいの!!」
そう言われても………色気?色気ってどう出すの?というか出すものなの?え?待って色気って何??
『…ヨナはなんで色気出したいの?』
ヨナ「それはもちろんスウォンに意識してもらう為よ!妹じゃなくて女性にね!」
『それで色気、か。、』
ん〜。色気?…色気か。そもそも私の色気は格別どゆこと?色気に味とかあるわけ?
『………私は無理に何かしなくて良いと思うよ?ヨナはそれで十分可愛いんだし。色気とかそういうのより今持つ武器を使ったら良いと思うの。』
ヨナ「それじゃあ今と何も変わらないじゃない」
『そうだよね……いっそ言葉で伝えたらいいんじゃない?私は貴方に気があるって』
ヨナ「色気よりもっと難しいわよ!!!」
『確かに!!』
お手上げだ。私はこういう話は向かない。だって分からないんだもん。駆け引きというやつが。でも、乙女なヨナは最高に可愛い。これを上手く使えれば何とかなるのでは?でも実際に効いてないみたいだし………何より相手はスウォンだ。………うーん
「色気なんてお子様には出せないんですよ?姫さん」
ヨナ「っえ?!ハク!!い、いつからここに!というか誰がお子様よ!!!」
いつの間には私の背後に立っていたハク。何の音も聞こえなかった。私が集中していたからだろうか。
ハク「スウォンが2日後来るって所から」
『ほぼ全部聞いてたのね』
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蒼月(プロフ) - クロウサさん» リクエストは前回にも述べさせて頂いたとおり、お作りすることはいたしません。理由と致しましては、作品制作に関してのリクエストは受け付けていないためです。長い期間をあけての返事となってしまい、大変申し訳ありません。引き続き読んで下さると嬉しいです! (12月21日 23時) (レス) id: 4a50e4cc53 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - この前の、リクエストの件書いてくださいますか? (9月4日 7時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - 大丈夫ですよ。 (9月3日 3時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - クロウサさん» すみません!!今誤字っているのに気が付きました!!初めて!じゃなくて初めまして!です!!すみません!!何とも恥ずかしい間違いをしてしまいました!! (9月2日 23時) (レス) id: 4a50e4cc53 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - クロウサさん» 初めて!コメントありがとうございます!こちらこそ この小説を読んで頂けてとても嬉しいです!リクエストなのですが、申し訳ありませんがお作りすることはいたしません。本当にすみません。成り代わりではありませんが、引き続きこの小説を読んで下さると嬉しいです! (8月30日 22時) (レス) id: 4a50e4cc53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼月 | 作成日時:2023年3月21日 21時