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…わからない
服の裾を掴んでボソリとヨナが呟いた
ヨナ「わからないわ父上」
そう言い残し、彼女は部屋を飛び出して行った。
『……ヨナ…！』
陛下「A！」
ヨナを追いかけようと身を乗り出した瞬間、大きな声で私の名が呼ばれた。
『…はい陛下』
陛下「…ヨナは1人で考えたいこともあるだろう。そっとしてあげてはくれないかな」
…あっ、いつもの陛下だ。
『……御意』
とにかく意外だった。陛下が自分の娘であるあのヨナに対してあんな態度をとっただなんて…
特に最後の発言。あの言い方はヨナには冷酷すぎる気がする。スウォンがヨナの夫になれば彼は幸せにはなれない。言い換えれば、誰にせよヨナの夫は幸せにはなれない。
そう伝えているようなものなのではないか。ヨナ自身だって幸せになれないことだってあるということだ
しかし、陛下の言ったことは正しいものもある。後継者は王が決める。これは揺るぐことのない現実だ。
私はヨナには幸せになって欲しい。というか、スウォンかハク以外の男にヨナの夫と名乗らせるつもりは毛頭ない。申し訳ないが、私は絶対に認めない
ただ何で陛下はあんなにもスウォンを嫌がるのだろう。ヨナの言ったように血筋の面で何か問題があるわけでも無いし、学術も十分に優れている。武術はそこまでだったはず。だが、やはりそれを覆す程の頭脳を持っている。……考えれば考える程何故だろうか
…………個人的な恨み？それならば一体どんな……
ハク「姉貴」
『……ん？』
ハクの声で現実の世界に引き戻された感覚がする。いけないいけない。集中しすぎてしまった。
ハクを見ると、ミンスが持ってきていたお茶と饅頭を遠い目しながら食べているではないか。私も頂戴
ハク「耳」
『……耳？』
饅頭を食べながら再度ハクを見る。流石に一言じゃ伝わらないよ？いくらあなたの姉でも無理だかんね
ハク「左の」
『……ん？……ああこれ？貰ったんだ。綺麗でしょ』
ハク「………へー」
『うっわ、酷くない？聞いておいて何その態度』
最近私の扱い雑な気するんだが……え？気のせい？
ハク「姉貴、のんびりしてて良いのか？忘れてるだろうが、外 雨降ってんぞ」
『え、うん？そうだね』
見れば分かるけど
『……？』
ハク「……稽古は？」
『………あっ』
しっかりと新兵達には謝罪させて頂きました。そしてしっかりと片付けも手伝いました。
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蒼月(プロフ) - クロウサさん» リクエストは前回にも述べさせて頂いたとおり、お作りすることはいたしません。理由と致しましては、作品制作に関してのリクエストは受け付けていないためです。長い期間をあけての返事となってしまい、大変申し訳ありません。引き続き読んで下さると嬉しいです！ (12月21日 23時) (
レス) id: 4a50e4cc53 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - この前の、リクエストの件書いてくださいますか？ (9月4日 7時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - 大丈夫ですよ。 (9月3日 3時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - クロウサさん» すみません！！今誤字っているのに気が付きました！！初めて！じゃなくて初めまして！です！！すみません！！何とも恥ずかしい間違いをしてしまいました！！ (9月2日 23時) (レス) id: 4a50e4cc53 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月(プロフ) - クロウサさん» 初めて！コメントありがとうございます！こちらこそ この小説を読んで頂けてとても嬉しいです！リクエストなのですが、申し訳ありませんがお作りすることはいたしません。本当にすみません。成り代わりではありませんが、引き続きこの小説を読んで下さると嬉しいです！ (8月30日 22時) (レス) id: 4a50e4cc53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼月 | 作成日時：2023年3月21日 21時
