［暁のヨナ］赤龍は鈍感過ぎてヤバイのです 0.1 過去編

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？「______________…___ 」


⁈「_____ 」


⁉「…」




誰かの話し声がする…



おまけに何か甘い匂いが…







『……んっ…ぁ』






そして 目を覚ました



真っ先に見えた木製の天井



生きてたんだ…自分







そこから 起き上がろうとする



あれ…体が動かないんだけど…


両手両足の指でも感覚ないし…






なんか体の上と下に、もふもふとした布があるし


…あったかい






それにしてもなんだろう、この甘い匂いは…






⁈「…あっ、起きた」



？「ハク様、本当？……あっ、本当だ」



！「本当ですね〜ハク様〜、それより このお菓子、、堅ーい」





寝ているすぐ近くに、お菓子が入っているであろう巾着を囲んで三人の男の子が座っていた





ハク「そういや、じっちゃんにこいつが起きた事報告しなきゃな」




！「おー、ハク様 まっじめ〜」




？・！「「そうゆう事で、お願いしま〜す」」


ハク「…いつも人任せだな……はぁー、こいつをしっかり見とけよ」



？・！「「はーい」」



そう返事を聞いた ハク様と呼ばれた 私と歳は変わらない男の子が襖を開け、出て行った



そういえば、ここ何処…


この人達誰？…



ふと 疑問が浮かんだ




『………』




？「……あんた名前は？」



！「あっ、それ俺も気になる〜」



2人は 目線を私に向けた


なんか助けてくれたみたいだから、ここは名乗らないと失礼だよね




『……スゥ ヘェ フゥ』←空気音



えっ




『…ハァ スェ ヒェ〜』






あれ？



声が出ないんだけど…




えっ…



そう思い悩んでいると、








グゥルルルグルル〜






誰かの腹が鳴った








？「……えっ」


！「ブゥ、あひゃひゃひゃひゃ、
な、なになに なんなのお腹で返事って、あひゃひゃひゃひゃ」







あっ

私か、今の腹の音は








？「ププ、笑い過ぎ、ふふ、だろヘンデ」



！「ふふふふ、分かっ、ふふ、今 落ち着く、から、ふふふ、腹いて〜ふふ」





必死に笑いをこらえるヘンデと呼ばれた金髪の男の子





？「はぁー、ヘンデ、おまえはこれでも食って、静かにしろ」



！「…ヘムッ」






黒髪の男の子がヘンデ？さんの口にクラッカー
を差し込む




！「………」




そのせいあってか、ヘンデ？さんは口を上下にモグモグと動かしながら、黙っていた






？「……あんたも食べる？」





そう声が聞こえたと共に、クラッカーが目の前に現れた

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