【鬼滅の刃】腐女子の私は、悶えていたら転生した。

48の腐＋続編のお知らせ ページ50

アオイ「それに案内役の隠の方も焦っておられましたよ！皆で探し回ったんですからね！…ほんとにもう」




呆れた顔で私の顔を覗くアオイちゃん



私はＭではないがもっと見つめて欲しいと思った……Mじゃないし！！




そして後藤さん。いつか謝りに行きます




『ごめんね。そんで……ありがとう』




家族にも素直に言えないこの言葉を口にし、ちょっとキザすぎた？と少し経って思う


照れくさくなって下を向いてしまった



他の隊士からは嫌われまくってるみたいだけど、自分の事を心配してくれる人がいる


それだけで心が満たされる気がした

これから頑張ろうと思えた



……いやまぁ、ここに来て3日しか経ってないし、その3日の間しか皆と関わってないし、そもそもこの心配は河野Aではなく光華Aに向けてだけど



そう思ったのだから仕方がない


炭治郎「…どういたしまして、Aさん」


善逸「お易い御用だよ！Aさんが何度迷子とかになっても、俺が見つけるからさ！！そして結婚ね！！」



すんごい優しい笑みを浮かべていた炭治郎は善ちゃんの言葉を聞くと、コラっと叱った



伊之助「グハハハ！！全然構わねぇぜ！！でもこの恩返しとして勝負な！！絶対だぞ！！」



アオイ「もう伊之助さんったら！他の患者さんも居るんですから暴れないで下さい！！そしてA様！これを機会に私達を頼って下さいね！！」



明るく騒がしい周りに、この先の不安が一気に消え去ったと思った



『うん！…ありがと』




ーーーーーーーーーーーーー




あれから かまぼこは機能回復訓練でこの部屋から出ていった(3人も機能回復訓練合ったんだね、びっくり)



それを見送り終わるとアオイちゃんはそのまま口を開いた




アオイ｢A様、遅くなりましたが頼まれていた鏡を持ってきました！患者さんの面倒で忙しくて遅くなりました。本当は昨日渡そうと思っていたのですが……。あと、沢山持ってくると言ったのですが、大きな鏡はこちらしか無くて……すみません｣



『っ…ありがとう！アオイちゃん！…あと鏡はそんないっぱい要らないから謝らないで』




…やべぇ、鏡の約束忘れてたわ



アオイちゃんはどっから出したか分からない大きな鏡を私に渡した


手鏡を想像していた私は予想外の大きさで驚いた



そしてその姿が鏡に映し出された



それ見るや否や呆ける顔に変わる鏡の人物

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