【鬼滅の刃】腐女子の私は、悶えていたら転生した。

29の腐 ページ31

『………ありがとう！！』



だよね！だよね！


なーにが炭治郎自身をくれるの？♡だよ！！


馬鹿じゃねーの！！乙女になんじゃねぇよ！！私ぃぃぃいいい！！！！！！


でもね！でもね！


仕方ねぇ事だよ！！ほんと！！

私！！仮でも女子高校生だったんだからね！！！JKだよ！！JK！！華のJK！！年齢=彼氏いない歴の女子高校生！！私にだって恋をしてみたい時期があんるんじゃい！！このバカチンがぁ！！！なんか文句ある！！！！



ないね！！はい、ない！！この話は終わり！！お終い！！！一生触れてくんな！！！




心の中で大暴れしている私は、赤く頬を染めた(恥ずかしさで)









『いや〜！！本当にありがとう！！！めっさ嬉しい！！！』



神様を拝めるようにしてこの竹皮を掲げた




炭治郎がおにぎりをくれたよ！！私の熱い思いを汲み取ってね！！本当紳士だよ！！炭治郎君！！！マジ神だよね！！！イケメンだし、優しいし、紳士だし、………ん？








………私、すんごく、情けなくね？









炭治郎「喜んで貰えて良かったです！でも、おにぎりは1個しか作っていなくて……足りますか？」


何言ってんすか！あんちゃん！！


『1個でも充分だよ！！本当にありがとう！！』




マジで嬉しいんだけど


純粋嬉しい


大正って優しい人ばっかりだなぁ


炭治郎や善ちゃん、しのぶ様、天元様、アオイちゃん…………




まぁ、鬼滅の刃の主な登場人物だけかもしれないけどね









それでは頂きます、と少し震える手で竹皮の結びを解いた


竹皮から現れたのは白くて柔らかそうなおにぎり



炭治郎「……おかわりが欲しいなら言ってくださいね。作ってきますから！」


申し訳ない！！けど！！


『有難い！！そんでもって頼もしい！！』




そう言うと炭治郎は照れくさそうに笑った



そして自分の言動を振り返った

私、図々しくね？




……………いや、この事はまた後で考えよう






それよりこの目の前のおにぎりだ


私の目がおかしくなった


おにぎりが神々しい

しかも、なんか周りに星が飛んでる


………おにぎりが……輝いてる……



おにぎり………




『頂きます！！！炭治郎！！』



炭治郎「どうぞ」



にこぉ、とそれはそれは優しい笑顔が返ってきた



本当になんなんだ！君は！！


こんなんだから沢山の腐の者の餌にされるんだからな！！！本当になに！？この可愛さ！！イケメンなのに可愛い！！！

(前文には触れるなよ？)

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