【鬼滅の刃】腐女子の私は、悶えていたら転生した。

19の腐 ページ21

『……あ、天元さん。何か用があるんですか？こんなに夜に来るって事はよっぽどの事ですよね』


それにしても寝みぃわ


…て言うことは炭治郎のアレは夢でいいんだよね


なんちゅー恥ずかしい夢見てんだよ


ていうかなんで私、抱きしめられてたの？



そこは別の人(男)でしょ


馬鹿なの？




…あっ、でもあのハグは殺人級だったしオススメはしないな


ヤバいことなりそうだし





それにしても束縛系の炭治郎か……



ありだわ











天元「…そうだったな、忘れてた。…ハッ、これじゃあ起こした意味ねぇな」



天元様はそう言うと自身の顎に手をのせた



あれ？なんか腕がもみじ型に赤くなってる


『……天元さん天元さん。なんで腕赤くなってるんですか？』




もしかして嫁さんですか？




それとも善ちゃんに〜？！




天元「あぁ、これか？」



赤くなった腕を見してくれる



はいと頷けば天元様は鼻で笑った




天元「これはお前が付けたやつだ」




あ"？




私ぃ？





天元「お前を起こそうと鼻つまんだら、その手をはたかれた」




『……へぇ……………………え"？』




天元「あまりにも幸せそうに寝てたもんだからな、優しく起こしてあげたんだが。寝てるお前にはたかれて、この通りだ」





鼻を……つまんだ？



あぁ、だからあんなに脱力した感じがしたのか




それに、私を起こしたあの音は私が天元様をはたいた時の音だったって事？




つかなんで幸せに寝てる人にそんな残酷な事すんだよ




あとあの夢で幸せそうな顔すんなよ私！


腐を見てるわけじゃねぇじゃん！！



恥ずいわボケっ！！






………あ、待って



私が炭治郎に殺人級のハグをさせられ、鼻を噛まれて窒息しそうになったのも天元様のせいじゃん



身体に起きてる事は夢にも繋がるって聞いたことあるもん！、多分




ちょっ、あれはまじで死にかけたんだからな！！！！



天元様のせいで死にかけた！！！



つか、あれは死んだ！！！！絶対死んだ！！！！




『その起こし方全然優しくないです。夢で息できなくて死んだんですからね。本当に、冗談なしで』



天元「そんな事で拗ねんな！らしくねぇし地味だぞ！」



『死んだんです。らしくとか地味とかどうでもいいです。……天元さんのアホ、ボケ、ゴリラ、ナスビ』



天元「(……いつもと違ってよく顔にでるな。何かあったのか？)俺にそんな事言って大丈夫なのか？」




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