【鬼滅の刃】腐女子の私は、悶えていたら転生した。

1の腐 ページ3

それは授業と授業の休み時間、自分のクラスでの事



女友「ねぇねぇA！昨日のテレビで隼人くん見た！？」


『うん！見たよ！！若手俳優だったんだね！すごくかっこよかった！！』



女友「でしょ〜！！今1番の推しなんだよねぇ〜！！」



『へぇ〜！いいね！』



人間関係では中の上くらいの立場


まあまあの立場だろう


正直、アイドルとか俳優とか全く違いが分からん私にはこの話は苦痛である


もっとユーモア溢れる物語を聞きたいのだ


例えばと例を上げるのならば、鬼滅の刃



最高傑作だよ、ありゃあ


隣のクラスまでにも聞こえるくらい大声でオススメしたいくらいに



まっ そんな事したら最後、私は社会復帰出来なくなるだろう



私のお豆腐メンタル、舐めんなよ




女友「あ！あと五分で授業始まる！じゃあね！A」


『ほんとに真面目だな〜、バイバーイ』



女友達の彼女は違うクラスなので、急いで自分のクラスに戻った

彼女は真面目で、とても優しい子



彼女はあまり嫌いじゃない






別れた私は自分の席に座るとそのまま狸寝入りをする



誰にも話掛けられないように



人間関係と言うものは複雑すぎていつか禿げそうだ



大半の人は媚を売らないと生きていけない世界になってきている



よっぽどの事がなけりゃ、この法則は崩れないだろう




まじでキツい



ある程度立場が高くないと趣味は堂々と語れない


漫画、アニメなら尚更だ



例外である人もいるけど少ないだろう



その例外の人は凄い勇気を持っている人にしか出来ない事だと私は思う





１回大変な目に会ったからね、私


アニメの趣味を語った瞬間皆は離れていった……中学の時に



あそこで自分の中のなんかがかけた気がした



トラウマというか……なんというか…



色んな意味で理不尽な世だと思った瞬間だった



……推しを近くで見たらこんなトラウマみたいなもの1発で吹き飛ぶのにな〜







『…………』






「昨日の炭治郎見た？！！！」


「見たよ！！あんたこそ、むいくん見た？！！」


「見た！！まじでかっこいい！！！それはもう抱かれたいと思う程に！！？？」


「それな！！まじめに抱かれたい！！」





私の席はいっちゃん(1番)前で廊下側にある



当然廊下の話し声なんて簡単に耳に入る


大好きなご主人様が帰って来た時の犬の喜びのような気持ちになった







『(炭治郎？！むいちゃん？！)』




時炭じゃん！！！それ！！

2の腐→←プロローグ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す