ランペの女の子ちゃん

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＿＿＿＿＿＿A side ．




壱｢緊張しとるん？｣

『ん？…あぁ壱馬くんか、大丈夫、北人くんのおかげでなんとか気紛れた！』

壱｢そ。ならいいやん、あとは頑張るだけやな｣





雑に頭を撫でて壱馬くんは一足先にステージに向かった。
…壱馬くんはやっぱり人たらしなところある気がする。
まぁ本人も狙ってやってる訳じゃないって思うけど…。





北｢Aちゃん、CM開けちゃうから早く早く！｣

『あっ、ごめん北人くん！今行きます！』





こういう時も、北人くんはやる人なんだよね。
なんだかんだ、RAMPAGEの中には本番に強い人が多い。





MC｢それでは、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEで、Dirty Discoです。どうぞ｣

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･


(本番終了)


本番が終わり、全員で楽屋に向かって歩く。
Mステは成功に終わった。
ぐっと伸びをして疲れた体を癒そうと、マッサージを頼む。





北｢Aちゃーん｣

『北人くん』

北｢体疲れた？｣

『づがれ"だ〜…なんでそんな疲れないの北人くん…やっぱり緊張した…』

北｢そっかそっか！いいことじゃん！失敗してなかったし、これからも頑張ろ！ってことで、楽屋で待ってるよ？｣

『なんか凄いあっさり…分かった、マッサージ終わり次第声かけるね』





北人くんから励ましの言葉を貰い、少し元気が出た。
歌詞を間違えたり、フリを間違えたり、とかそういうミスはよくありそうだと思う。
だけど、やっぱり練習した分成果は出るものだ。
よかった…次も頑張ろ。って、また思える。





マッ｢これから北人さんとご飯行くんですか？｣

『ん？あぁ、はい、そうなんです笑
予約してくれたそうで…私酒弱いのに笑』

マッ｢も〜、Aさん弱いなら断ればいいのに…外でも自分が芸能人って自覚持ってくださいよ？｣

『私が持たない時は家の時だけです笑
大丈夫です、できるだけお酒控えますよ！マッサージありがとうございます！』

マッ｢はーい、じゃあお疲れ様でした〜｣





お礼を言って荷物を持ち、楽屋に行く。
メイクは…確か落ちてないはずだし。
財布の中身もあるから大丈夫。





『ごめん北人くん！準備できた、行く？』

北｢Aちゃん！うん、行こっか｣

『うん！じゃ、お疲れ様でした〜』

｢｢｢お疲れ様〜/でした〜｣｣｣

北｢よし、Aちゃんこっちこっち｣

『待って北人くん、手引っ張らないで！…他の人いるかもだし、着いてくよ』

北｢そ…そうだね、分かった。｣





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