TWENTY-THREE ページ24
．A side ．
｢お前の練習見る余裕がねぇほど、お前にとって俺は実力ないように見えるんだな｣
『な、そういう事じゃない…！迷惑かけたくなかった…これ以上無理してたら彰人の方が体調崩すし…』
｢…悪ぃ、無神経だった。｣
『ううん…ちゃんと言わない私の方が悪かった。だからお互い様なんだよこれは…だから、次からはちゃんと言うね。』
｢おう。ありがとな、…それと、次からは俺を頼れ。むしゃくしゃする｣
『ん、わかった。とりあえず風邪ひくし早く帰ろっか』
自分達の着ていた上着で雨を防いでとりあえず私の家へ。
いやもう充分寒いし絶対風邪ひいたよこれ。
『…あー寒い…』
｢だぁから家で待ってればよかったのに…｣
『ほっとけませーん』
｢ちっ…あ、タオル持ってきて欲しいんだけど行けるか？｣
『うん、逆に彰人が何も言わずにタオル持ってきたら怖いんだけど』
｢怖ぇな｣
『でしょ、行ってくる』
周りの必要最低限の明かりを付けて中へ。
タオルを3つくらい持って戻ると彰人はスマホをいじっていた。
『何してるの？』
｢ん、あぁ絵名に…今日Aの家泊まるって言っただけ｣
『いーな〜…私も絵名さんとお話したい！ちょっと連絡先ちょうだいよ』
｢ダメに決まってんだろ…絵名がまた変なこと企むし｣
『そんな酷い人じゃないでしょ！夜ご飯作るからお風呂入って待ってて』
｢へいへい…勝手にシャンプーとか借りるぞ？｣
『いーよー』
適当に頭とか体を拭き、服を着替えて簡単なご飯を作る。
途中からずっとくしゃみの連鎖だったけど、ご飯には被害がないので安心して出せた。
｢…上がった…ありがとな｣
『ん！いいよ全然。先食べてて！お風呂入ってく…ｯｼ』
｢…大丈夫か？熱ねぇか？｣
お風呂に入ったはずの彰人の手が異様に冷たく感じた。
やばい、本気で熱あるかも…。
｢…お前、すげぇ熱い、ちょっと熱計れ｣
『ん…』
熱を計ってみるとなんと38.4。
完璧な熱が。
｢まあ仕方ねぇな…こんな雨だし風邪ひいてもおかしくねぇ、とりあえずお前風呂入ってこい、寝る準備しといてやるから｣
『ごめん…』
｢いいって、気にすんな｣
彰人に迷惑をかけてしまった。
けど、これは仕方ないと思っていいか…なんて思いながら風呂に向かった。
．
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ナナマカロン(プロフ) - Reiさん» すみません、ありがとうございます…。 (2022年2月19日 8時) (
レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - ナナマカロンさん» 忙しいですよね。気長に待ってます (2022年2月18日 22時) (レス) id: 426000beb8 (このIDを非表示/違反報告)
ナナマカロン(プロフ) - Reiさん» すみません、まだ終わりでは無いですが続きを書く時間がちょっと割けず…もう少しで続き出ます。申し訳ないです、、、 (2022年2月18日 19時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
Rei(プロフ) - 終わりなんですか？ (2022年2月18日 17時) (レス) @page7 id: 426000beb8 (このIDを非表示/違反報告)
ナナマカロン(プロフ) - 昨夜さん» わー！ありがとうございます！！まだまだ語彙力ないですが頑張ります！ (2022年1月26日 17時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナマカロン | 作成日時：2021年10月24日 18時
