5日目○ ページ6
梓川ちゃん…、ちゃんは気持ちわりぃか。
梓川がいる学校にちっちぇ暴走族がいるということで、やってきたわけだけど、まさか俺が恋に堕ちるとはな。
竜「兄ちゃーん帰んよー」
蘭「竜胆ーいーの?窓からさっきの子見てっけど」
竜「えっ!?どこ!!」
蘭「ほらそこ」
竜「っ!梓川〜!!」
ダメだな、俺ぞっこんじゃん。
梓川は俺が手を振っていることに気づきぎこちながらも手を振り返してくれた。
はー、好きだな。可愛い。
…じゃねぇ、ほんとに、しっかりしなきゃだろ俺…。
竜「帰んぞ兄ちゃん」
蘭「あ?もういーの?」
竜「…ちょい作戦」
蘭「攻めんね竜胆ー」
竜「兄ちゃんうっせ」
顔が赤くなってるなんて百も承知。
一人の女にこんなになるなんて思わなかった…
まだまだ俺子供だな。
帰るか…。
『はぁ、はぁ、灰谷くん!』
竜「っ!?な、何梓川」
『梓川っての嫌だから言う!下の名前Aだよ、よろしく』
竜「え?あ、おい!」
見間違いじゃなきゃ…A?って耳赤かったか…?
…可愛いな。
惚れた方が負けっていうけど、確かにそうだな。
蘭「脈あんじゃね〜竜胆ー」
竜「…兄ちゃんさっきからうっさい」
蘭「へーい」
生まれた時からずっと一緒の実兄。
言いたくもねぇけど小さい頃からまあ、兄ちゃんに感謝は伝えてると思うけど。
…でも、これ以上からかうなら俺もう感謝言わねーからな兄ちゃん。
蘭「なんか食ってこー竜胆ー」
竜「は?こいつらどーすんだよ」
蘭「んじゃここで解散すっか。解散ー。ほら竜胆行くぞー」
竜「ほんっとテキトーだな兄ちゃん…わーったよ」
まあでも、嫌いじゃねえもんな、兄ちゃんのことはよ。
近くのファミレスに入ると、そこには鶴蝶とイザナが居た。
竜「あ、イザナと鶴蝶」
鶴蝶「よ。潰してきたか?」
蘭「おー。とりま終わったな」
竜「そっち何してんだ?」
蘭「イザナの昼飯付き合ってんだよ」
イ「俺じゃねえよ、鶴蝶お前だろ。」
鶴蝶「ちげーよ!お前がここで昼飯食べたいって…!」
イ「言うなよ…」
竜「照れ隠しか?」
イ「ちげぇな」
2人がいる時でも考えちまうのはAのこと。
今授業受けてんのかとか、色々。
あいつ、彼氏いんのかな…。
蘭「…う!!竜胆!!」
竜「!!何兄ちゃん」
蘭「頼むの何」
竜「ごめん今決める」
A、もうちょい、待って。
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ナナマカロン(プロフ) - 良かったです笑ありがとうございます!好き!?笑ありがとうございます(泣 (2021年6月1日 22時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - いやいや!全然おかしくないです!!むしろ好きです!! (2021年6月1日 19時) (レス) id: 9338397c09 (このIDを非表示/違反報告)
ナナマカロン(プロフ) - ゆんゆんさん» わ!ありがとうございます!笑最初やっぱりおかしいかななんて思ってたんですけど…、よかったです笑頑張ります! (2021年6月1日 18時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - 灰谷兄弟大好きです!!とくに竜胆!更新楽しみにしてますね!頑張ってください! (2021年6月1日 7時) (レス) id: 9338397c09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナナマカロン | 作成日時:2021年5月13日 22時