1年間、貸切されました 。【東京卍リベンジャーズ】【灰谷竜胆】

4日目● ページ5

あー…やっぱり意識してる。
ドキドキしてる。
告白されてから意識してる。
いやそりゃ、好きな子じゃなくても告白されたら意識しちゃうのが女の子なんだよ…。





『あー…もー…』


美音｢ずっとため息ばっかねぇ｣


『あったりまえじゃん！意識しちゃって、ずーっと灰谷くんのこと考えてる…』


晴｢それもうs『言うな言ったらぶっ飛ばす！』冗談だよ…もお｣


『…恋なんかしたことない私がなんでだろって思うし、…一目惚れ？いや私に限ってそれは…』


美音｢一目惚れって認めてるようなもんじゃん…？｣


『あー!!ダメ言っちゃ！嫌！』


晴｢ほんとに、運動も勉強も出来るのに…｣


『バカにしてる？私勉強しか出来ん』


美音&晴｢｢そっちこそバカにしてるよね？？｣｣





なんで!!
ひどい…。
でも、今まで恋なんかしたこと無かった私が…一目惚れで？
…初恋は叶わないとか言うし、もうこれが初恋でも…。
…嫌だなって思っちゃうんだよなぁ…。
ほんと、どうかしてる…。





美音｢A!!灰谷くん！｣


『えっ、』


晴｢好きじゃん｣


『…だめだめだめ、私達は灰谷くんとは世界が違うの!!』


美音｢世界とか関係ないよ。好きになったら止められないでしょ？｣


『美音がまともなことを…』


美音｢は!!どゆこと！｣


晴｢…言ってくれば？｣


『うーん…私このままがいい。』





窓から、こうやって彼の姿を眺めるだけで。
…好きだなぁ。

5日目○→←3日目○

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す