1年間、貸切されました 。【東京卍リベンジャーズ】【灰谷竜胆】

17日目● ページ19

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竜胆くんに送って貰って数日。
最近は会ってない。
寂しいけど、カレカノじゃないから私達は。
まだ…。
海開きの日まで自分磨きを頑張るんだ。





『おはよ〜美音、晴』


美音｢おはよ！え待ってメイクしてる？可愛い！｣


晴｢えまじ？可愛すぎる！理由絶対灰谷くん｣


『辞めて恥ずかしい』





お菓子も少なくして、メイクしてダイエットして。
海に行くんだからこれくらい普通だ。
水着だって着るんだから…。






美音｢いや〜可愛い、やっぱナンパされるんじゃない？｣


『いやいやないない笑
されたとしても思いっきり逃げる』


晴｢A、そういう時は灰谷くん呼びな｣


『え、あ…うん』


美音｢もう灰谷くんに渡すのもったいない可愛い！｣


『うるさい授業始まる！』





2人を席につかせて私も自分の席に。
あ、変わったことと言えば最近竜胆くんと電話したこと。
前まで電話恥ずかしくて出れなかったから…。
凄い進展かな。
1時間、いや2時間くらい続いた。

ボーッと竜胆くんのことを考えてたら、先生に呼ばれていたことに気づかなかった。





｢おい、呼ばれてるぞ！｣


『へっ、はい！』


先｢ボーッとすんなよー｣


『すみません！…ありがとう！』


｢ん、別に大丈夫｣






最近隣の席の男のことも仲良くなった。
なんか最近よく声かけてくれるようになって、段々私の男嫌いも治ってきたかな、なんて思う。



･
･



今日は竜胆くんは迎え来ないな…。
ちょっと寂しいや。





｢なあ、今日用事ある？｣


『え、ないよ？どしたの』


｢ちょっといい？｣


『へ、あ、うん？』





隣の席の男の子、水沢玲くん。
友達も多くて女子からも人気受けてる男の子。





玲｢ごめん急に呼び出して｣


『あ、全然！教室で話せないことならしょうがない！』


玲｢いや、人いなかったから言えたは言えたんだけど…うんまあ｣


『？あ、で話って何？』


玲｢…梓川ってさ、付き合ってる奴いんの？｣


『え…あ、えと…』





どうしよう…竜胆くんとはそんな関係じゃないけど好き同士だし、付き合ってるって言っていいのかな…。
でも実際付き合ってない…んだろうか。
それは寂しい…。

でも、これだけは言える。





『付き合ってる人はいないよ。大好きな人はいる。』


玲｢！…そうか｣


『うん。…多分、次期付き合うかな』


玲｢…じゃあいいか｣


『へ、？何が？』


玲｢俺梓川のこと1年から好きだ。｣

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