12日目● ページ14
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『は…？今そんな話してない』
琉｢〇〇くんとの関係疑われた時からそうだけどさ、Aって心配性だし、めんどくさいんだよ｣
『だから、そんな話してないって』
琉｢だから〇〇くんにもさん付けされてんじゃない？｣
目を見開いた。
分かってた、琉娘はこういう子だって。
サバサバしてて…ものを正直に言う。
だから、時にきつい。
『…琉娘こそさぁ、そーやってサバサバしてて正直に言うから私以外に友達出来ないんじゃないの？そーやって友達の好きな人を取ったりするような真似、普通の友達ならしないよ』
琉｢それ私が普通じゃないって言いたいの？うわ〜私そこまで言ってないのにひっど〜｣
『だったら最初っから私の好きな人取ろうとするような真似しないでよ！！！』
琉｢…｣
『…何、なんか言いなよ』
琉｢…悪かったって言ってんじゃん、もう関わんない、それでいいでしょ？｣
『は…、？…琉娘それで謝ったつもり？全っ然謝罪の気持ち伝わんないけど。』
琉｢そもそもさぁ、無理な話だよね。｣
『何が…』
琉｢あんなかっこいい人、私だって欲しいし笑｣
『…は？』
喉奥から自分の声じゃない声が出た。
今更何言ってんの？って、ブチ切れそうになったけど、止めた。
琉｢私、疑われた時、ほんっとめんどくさくてさ、テキトーに答えてたわ、｣
『最っ低、何』
琉｢私と〇〇くん、付き合ったの｣
『っ、このっ…!!最低女!!なんで…!!私の方が先に好きになってた!!なんで、！昔から見てたけど奪うような真似しか出来ないわけ!!ほんと大っ嫌い！！！！』
胸倉を掴んで問い詰めても、琉娘は死んだ目をして私を見てるだけ。
その目がムカつく、バカにして。
なんなの？昔からそーやって…！
『あんたね、そうやって昔から友達の彼氏奪う真似するから嫌われるんだよ』
そう吐き捨てて私は忘れ物を持って玄関に。
大丈夫、私はまだ沢山友達居るはずだったし、琉娘が居なくても…。
"はは笑もーなにしてんのよ〜笑"
"え、親と喧嘩した?…そっか、うち来る?今日親居ないんだよね、寂しいから来て欲しい"
"やっぱ私さ、Aのこと大好きだわ"
琉娘のことなんて…大好きで、大嫌い。
琉娘とは沢山遊んだし、沢山相談に乗ってもらった。
…簡単に嫌いになれない。
でも、
やっぱり嫌いだ。
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ナナマカロン(プロフ) - 良かったです笑ありがとうございます！好き!?笑ありがとうございます(泣 (2021年6月1日 22時) (
レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - いやいや！全然おかしくないです！！むしろ好きです！！ (2021年6月1日 19時) (レス) id: 9338397c09 (このIDを非表示/違反報告)
ナナマカロン(プロフ) - ゆんゆんさん» わ！ありがとうございます！笑最初やっぱりおかしいかななんて思ってたんですけど…、よかったです笑頑張ります！ (2021年6月1日 18時) (レス) id: 22df617634 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんゆん(プロフ) - 灰谷兄弟大好きです！！とくに竜胆！更新楽しみにしてますね！頑張ってください！ (2021年6月1日 7時) (レス) id: 9338397c09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナマカロン | 作成日時：2021年5月13日 22時
