童歌 弍 (完結)

弍拾壱 ページ21

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鬼舞辻「猗窩座がやられた。上弦の鬼が欠けるのは113年ぶりだ」




童磨「猗窩座殿…一番の親友だったのに…」




無惨の鋭い視線が童磨を刺す




鬼舞辻「猗窩座は炎柱と、お前が昔殺さず逃がした女の柱にやられた」



既に頸部だけになった童磨は無惨の手の中に居る




それでも童磨は臆すことなくヘラヘラと笑い興奮したように頬を染める




童磨「誠に御座いますか！それは申し訳ありませぬ！どのようにお詫び致しましょう。目玉をほじくり出しましょうかそれとも…」



無惨は童磨の頭を忌々しげに投げ捨てた




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鬼舞辻「私が嫌うものは変化だ」







鬼舞辻「状況の変化 肉体の変化」








首を生やし復活する童磨を睨みつけ





鬼舞辻「感情の変化だ。童磨」





童磨はヘラーっと笑うまま




最早無惨は童磨の感情のない思考など読んでも意味もない




一番扱いづらい童磨が嫌いなのはその場の誰もが察しているが、童磨自身は全く意に介さない






鬼舞辻「上弦だからといって甘やかしすぎたようだ。
これからは死に物狂いでやったほうがいい」





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鬼舞辻「花札の耳飾りをつけた柱と隊士を殺せ」





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