童歌 弍 (完結)

拾 ページ11

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『善逸、今何か言いかけなかった？』



なんだか気になるからしつこく聞いてみると、善逸は余計に慌てた



善逸「いや、、俺耳が良いからさ…人の感情とか分かるんだ」



炎柱がAのことどう思ってるかとかさ…



善逸「本当にAって鈍感なんだなって」



ほら、今だって理解してないだろ？



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『耳がいいことは分かったよ？』




炭治郎「そうだった、Aさんは鈍い人だったんだ…」




2人が苦笑いを浮かべていると、杏寿郎が立ち上がる




『あら？いつの間に鬼が』




ここまで侵入されておいて気付かなかったのは血鬼術のせいなのか




気付いた時には杏寿郎が炎で鬼を焼き払っていた




『なーんだ、また杏寿郎が一人で倒しちゃうのか』




そんなことを言いつつも、杏寿郎を頼もしく思いながらも身体を伸ばして欠伸をした




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魘夢「夢を見ながら死ねるって幸せだなあ」







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