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楽しそうに話していたチェウォンとグクを残して、
私は食堂の外にあるお手洗いに向かう途中、グイ、と誰かに手を引かれた。
……虐められる。
反射的にそう思ってしまった。
だけど、引っ張られた手の先を見ると、
それはテヒョンだった。
安心したのと反面、少しの疑問。
人差し指を口に当て、「しーっ」と静かにするよう私に促す。
言われるがまま静かに、手を引っ張られる先を付いていくと、いつの間にか屋上に。
『？、テヒョン、ここ入れないでしょ？』
「……ううん。入れる。」
バキッと鈍い音と共にドアノブが動き扉が開く。
……え、いま壊しましたよね…？
「ん、おいで。」
扉から少し離れた壁に腰を掛け、手を広げるテヒョン。
「ここ、いいでしょ」
『……うん。テヒョン壊したよね、扉』
「元から壊れてたの」
『いや、バキっていったよ』
「外から見ていいなって思ってたんだ」
『人の話聞いて』
「全部壁に囲まれてるからどこからも見えないの」
『ね、テヒョン…』
「うるさい」
テヒョンの方に顔を向けると塞がれる口。
『んんっ……！』
「…っは、A、しよ……？」
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Yellow8938(プロフ) - 朝早くからすみませんいつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて下さい宜しくお願いします (2021年5月4日 5時) (
レス) id: 33b6e6a7a5 (このIDを非表示/違反報告)
swgaal - いつも楽しみに拝見させて頂いてます！私的には俺でも違和感なかったですが僕でもありだと思えました！ (2021年3月2日 2時) (レス) id: a389652e5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nan
| 作成日時：2021年2月17日 22時
