【暗殺教室】元A組のチートな少女

33話 ページ34

「……ちゃん…おーい……澪ちゃん」



『んん〜…なに〜………』



うっすらと瞼を開くが太陽が眩しくてもう一度目を瞑る

起きたくない、寝よう


もう一度寝ようとする僕をカルマくんは容赦なく揺さぶる



『うー…………やめてー…』


ｶﾙﾏ「起きないと寝顔写真とパンくわえて登校してる写真拡散するよ」


『起きます！』




とんでもない言葉が聞こえてきたからとび起きる

そんな写真いつ撮ってるの!!


ｺﾞﾝｯ




「『っ〜！！』」





とび起きるということは当然僕の顔を覗き込んでいたカルマくんにぶつかるわけで




痛い、めっちゃ痛い

おでこ割れてるんじゃない？って思うほど痛い





僕、どんだけ勢い良く起き上がったんだろ




カルマくんもとっても痛そうだ




『ゔぅ…いたい‥』

ｶﾙﾏ「ちょ、澪ちゃんマジで痛いよコレ……」






二人しておでこをおさえてのたうち回る

パーカーが汚れるとかそんな事言ってられない




あれ、向こうから声が聞こえてくる
みんなもう帰って来たんだ


…えっ、今この現状で！？









渚「…カルマ君たち何してるの？」



ｶﾙﾏ「『おでこぶつけた』」



渚「そっか…」




渚くん、君若干引いてるよね？



あと、莉桜写真撮らないで



おでこぶつけてのたうち回ってる写真なんて黒歴史にしかならないから!!









落ち着いてから教室に戻るとバカって言われた




ついでに言うと二人ともおでこ赤くなってました。

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