ガチバトル ページ23
Q.Aくんって、ふぉい君と喧嘩しないですよね。ていうか、ふぉい君のパシリって感じ!喧嘩するとしたらどんな感じなんですか?
A.しますね。バチボコにします。というか、俺パシリじゃねぇわ!!まぁ、1番やばかった喧嘩は俺が裏方やり始めた頃かなぁ…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俺がレペゼンの裏方をやり始めたのは、20歳になる少し前のこと。
19や20歳の男なんてそれはそれはイキリたい時期で、例に漏れず俺もイキりにイキリまくっていた。
それはそれは凄まじいイキリチラシかたで、出来ることなら当時の俺を知る全員の記憶を飛ばしたい(自分含め)
まぁそれぐらいイキリ散らかしていた俺は、ふぉいや社長に対しても随分舐めた態度をとっていたわけだ。
だがある日を境に、俺は別人と言われるぐらい落ち着き始める。
その日は、クリスマスだった。
勘のいい人ならわかるだろう…そう…俺が振られた日だ。
当時付き合っていた彼女の名前はミサ。2個上で高校の先輩後輩の関係。
俺の猛アタックの末、ようやく隣に立てた人。本当に好きだった。結婚してもいいとさえ思うぐらい。
順調にいってるはずだった。
今でも、あの日のミサさんの顔が忘れられない。
ミサ「私たちね、合わないと思うけん。別れよ」
綺麗にライトアップされたクリスマスツリーの前で、女神のような美しい顔で、俺の前から立ち去った。
129人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天ヶ崎音 | 作成日時:2022年11月28日 23時