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社「はい、撮影終わり!」
「え?ガチで何でおるん?」
るい「ここで働いてて〜」
「ええねん。そのくだりええねん、もう。
てか、どっから出してんだよその声」
2年ぶりに会う2人は、随分と成長していた。
もう高校生か…
時の流れは早いなぁ。いや、こいつらの成長が早いんか?
ていうかよ
「服、露出しすぎやろ!」
れい「可愛いけん、いいやろ?」
「だぁめ!お前らには早ぇの。つか、こんなとこくんな」
るい「兄ちゃんのケチ!」
れい「けちー!」
「可愛く言ってもダメなもんはダメやけん」
2人してぷくっと頬を膨らませ、そっぽを向いた。
さすが双子。こういうとこは可愛いんやけどなぁ。最近、れいは色気付いて来たし、るいも今でこそ女装をしているが、イケメンになっている。
俺が福岡にいる時は、変な虫がつかないようにそれはそれは大切に育てていた。
でも、今は情報が一切入ってこねぇ!
母さんや父さんに聞いても笑ってはぐらかされるし、反抗期なのか2人は教えてくれねぇし…
「はぁ…」
ふぉ「そういえば、2人とも付き合ってるやつおるん?」
るい「俺はおらんよ。この前までおったんやけど、まぁ色々あって」
「おまっ、、おまえっ、、、おれ?」
るい「なっ、何?ええやろ別に。てか、俺も高校生なの!いつまでも一人称が名前とか恥ずかしいやろ!」
俺呼びに、、元カノ?
ま「お?なんか、れいちゃんはおりそうな雰囲気!」
れい「…実は、先月から」
おいおいおい、やめろよ、頬を赤らめるな!可愛いな!
って違ぇ!
「俺、もう生きていけん…」
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作者名:天ヶ崎音 | 作成日時:2022年11月28日 23時