甘えてみました ページ10
「……」
ま「A〜…あ、おった。
どうしたん？なんかあったん？」
「ううん、なんもないよ」
明らかに覇気のない声に、まるはAの隣に腰掛けた。
小さな体をさらに縮こませ、存在を消そうとするAの肩を抱き寄せ、腕の中に閉じ込める。
少し安心したのか、Aはゆっくりとまるの方に身体を預けた。
工藤Aはメンタルが弱りやすい。
レペゼンだとは思えない、と巷では言われているが、実際そうなのだ。
鬼のようなメンタルを必要とするレペゼンにおいて、Aは致命的な欠点を持っている。
故に、定期的にガス抜きをする必要があるのだ。
定期的に、と言っても、ガス抜きのタイミングはてんでバラバラ。量にも違いがある。
最悪、熱を出して倒れてしまうことまであるのだ。
まるは安堵していた。
以前、誰もいない時に来てしまい、その量も多く、Aが事務所で倒れていることがあったのだ。
メンバーがいる時なら、ある程度波を引かせることができる。
ま「何かしたいことある？」
「ごめんね、まるちゃん…」
あぁ今回は軽い方か、とまるは内心安堵する。
Aのメンタルが限界を迎えると、各々を本名で呼び始めるのだ。
今回はしばらくすれば落ち着くだろうと、まるはAを抱く力をほんの少し弱めた。
ま「なんで謝ると？」
「私、まるちゃんに何も出来んのに…まるちゃんに甘えてばっかやし」
ま「俺は嬉しいよ。Aといっぱいぎゅーできるけんね」
「、、まるちゃんは、やさしかね、、、」
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コットン - うぉおぉ！完結しましたね！リクエストにも応えてくださり感謝です！次回作楽しみ♪ (2022年11月24日 20時) (
レス) @page40 id: cdf631467a (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ崎音(プロフ) - 皆様からのコメント、ありがたく読ませていただいてます。コメントを読んで狂喜乱舞し、作品を作るエネルギーへと変えています。これからも応援お願いします！ (2022年11月23日 23時) (レス) id: 640b2079b5 (このIDを非表示/違反報告)
コットン - 更新ありがとうございます！ (2022年11月23日 19時) (レス) id: cdf631467a (このIDを非表示/違反報告)
akyk08mh(プロフ) - すごく面白いです！更新頑張ってください！ (2022年11月23日 1時) (レス) id: 45bb135c6d (このIDを非表示/違反報告)
コットン - リクエストに応えてくださってるので､天ヶ崎さん用に後でネットに載せる予定の私が描いたふぉいくんのイラストを差し上げます！(上手くできるかな…) https://d.kuku.lu/27f461776 ←このURLを踏めば見れるはずです！ (2022年11月21日 23時) (レス) id: cdf631467a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天ヶ崎音 | 作成日時：2022年11月13日 23時
