ある極道のお嬢の話

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一歩、一歩、ヴァージンロードを歩く中、私の頭には沢山の思い出が巡っていました。






楽しいことばかりじゃなかった。



苦しくて辛いことの方が多かったかもしれない。





でも、私はそんな日々の中で出会った人たちや思い出を無駄だとは思わない。



きっといつか、私を支える糧になるから。








「新郎“戸狩玄弥”。汝はいついかなる時も、彼女のそばで彼女を支える事を誓いますか」




「誓います」





「新婦“戸狩A”。汝はいついかなる時も、彼と共に生き続ける事を誓いますか」




「誓います」







「では、誓いのキスを」




これから先、こんなにも幸福に満ちた時間は訪れるだろうか。



愛する人と、愛する息子と、尊敬する大好きな人たちに囲まれて。




きっと私は、世界で1番幸せな女の子だ。












　 fin. . .





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この度は本作をご覧いただきありがとうございます。



中々更新できないこともありましたが、沢山の方に見ていただけて光栄です。




そう遠くないうちに、こちらに書かなかった話を書いていこうと思うので、そちらもぜひご覧ください。






ご愛読ありがとうございました！

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