FILE.57 思いつくまま ページ9
Aside
ハァイ、博士の家、とうちゃーく。
「さぁてと、立ち話もなんですから、どうぞ中へ」
「ワシの家……」
「さぁ、遠慮なく?」
「「……」」
皆んなは無言で、家に入っていく。
もっとテンション上げよーぜぇ←
はい、冷静になりましょう。
ということで、とりあえず、家に入って、リビングでお茶してる。
「……!これ美味しいですね。どこのです?」
「じゃろ!駅前のスーパーの隣に出来た新しい店で__」
「オメェら、リラックスしすぎ」
はっ!ついいつもみたいに……。さて、どうしよう。
※実はノープランです。
私が何か考えてるとでも?←
※脅したかっただけです。
「……。さて、どうしましょか?」
組織の奴だと言っちゃったから、このまま前と同じ関係で、という訳にはいかないだろう、と思い、ネタバレしますか、などと思いながら、無計画な私を呆れ顔で見ている、皆んなを見回してから、コナン君に目を止め、出来るだけ優しく、言った。
「コナン君……昴さんに、何言われた?」
私がそう言うと、コナン君は目を見開き固まった。
別に確信していた訳じゃない。だけど、今、確信した。
「ねぇ、コ ナ ン君?」
強く言うと、コナン君はハッとし、私を見て、言う。
「……。別に……」
いや、コナン君は何かを知ってる。
それも、恐らく私を組織の奴だとは思えないというような情報。
だが、コナン君一人で得られる情報は限られている。
元に、私の事を昴さんに調べて貰っていた。
だから、何か情報を提供している人がいるとすれば昴さんかな、と……。
適当な推理とも言えない推理で、いきなり言ったら何か示すかなぁ、と思い聞いてみたらビンゴである。
「本当は、何を、言われたの?」
表情を消し、声を低くして言うと、コナン君は、諦めた様に、肩の力を抜き、長いため息を吐き、言った。
「ただ、速水 Aは、組織の奴じゃない……って事だけ」
「そのままじゃないか……」
組織の奴だとは思えない情報、じゃなくて、そのまま、組織の奴じゃない、って……。想定外だよっ!!
でも、何で?何で、分かったんだ?
確かに相手の不安を煽ってたから、逆に組織の奴じゃないと思われても仕方ないが、確信するほどではないはずでは?
昴さんは、何を知っているんだ!?
「ハッキングですよ」
私の心の叫びに応える様に、何処からか声がした。背後を振り返ってみると、昴さんがいた。
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CHARA - 更新頑張ってください。 (2020年5月7日 13時) (レス) id: c3eefd4712 (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます!更新頑張ります^ ^ (2016年5月14日 10時) (レス) id: 7e48a970d2 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 面白いです!更新ファイト*.°.(☆∀☆)。*.° (2016年5月14日 9時) (レス) id: ab42f2a0a5 (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - misyou.goさん» 本当ですか!ありがとうございます!! 更新は……、近いうちにできるよう頑張ります!← (2015年7月26日 15時) (レス) id: 7e48a970d2 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go(プロフ) - このシリーズ大好きです!!更新停止してませんよね? (2015年7月26日 15時) (レス) id: 38e98ebc28 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2015年5月4日 9時