FILE.53 効果は莫大 ページ5
Aside
ただ単に、コナンファンには常識な事を話しただけだが、効果は莫大だ。
これ、トリップしてきたって言って、推理とかでも何でもないって分かったら、幻滅されるわ。
そして、さっきの拳銃を出して哀ちゃんに向ける。
「やっと見つけたよ。シェリー」
そう言うと、哀ちゃんは恐怖と言うか、とにかくすっごくいい顔をした。
ヤバい、写真が欲しい。
「なぁ、お前何者だ?」
服を着替え終わったコナン君が言った。
何で、お前はまだポーカーフェースを保てれるんだよ。
そして、蘭の手は握ったままなのがまた。
「速水Aだけど?」
質問の意図が分からず、そのまま言ってしまったが、コードネームの事か、と思い後悔していると、
「それは、偽名だろ?」
「はい?」
本名ッスよ!マジ!
え?何、降谷零が安室透として近づいてきたバーボン的な?なるほど。
と、勝手に納得したが、違うみたいだ。
「学校にその名前で行ってる時点で本名だろう。
だが、知り合いに過去や戸籍を探ってもらったが、戸籍がなかった。
どういう事だ?何故学校に行けてる?」
まじか……まさかここまでするとは……。
調べたのは多分、FBI関係の人か?昴さんとは会ってるから。
「証人保護プログラムを受けた可能性は?」
「それも、調べてもらった」
まーじかぁ!コナン君スゲェ……。
この世界に来て、やった違法な事は、学校行くために色々いじった事だけだからなぁ……多分。
「……」
「……」
お互い数秒見つめてたが、私が話し出す。
「私が……この世界に、いない人物と言ったら……信じるか?」
コナン君は、私の質問の意味を少し考えて、ポツポツと話す。
「それは……例えば、親が、子供が生まれた事を、隠すために……生まれた事自体をなかった事にした、とかか?」
「……す、っげぇ」
事実よりまともな回答。
そして、確かに今の質問的にはそれしかあり得ないのかもしれないが、そんな目で見るなよ。
今の凄いを正解したと勘違いしたコナン君が私に同情の目を向けながら言う。
「それでもだなぁ、学校に行けてるのは……」
気になるのそこしかねぇのかよ!!
「つか、君らも学校行けてんじゃんか!」
手に持ってる拳銃の銃口を哀ちゃんとコナン君に向けて言うと、
「「あ」」
ウォォオイ!
「ハハ……」
と、博士は苦笑している。
なんか、話しずれてね?
FILE.54 冷静と熱情→←FILE.52 組織の奴の可能性
127人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
CHARA - 更新頑張ってください。 (2020年5月7日 13時) (レス) id: c3eefd4712 (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます!更新頑張ります^ ^ (2016年5月14日 10時) (レス) id: 7e48a970d2 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 面白いです!更新ファイト*.°.(☆∀☆)。*.° (2016年5月14日 9時) (レス) id: ab42f2a0a5 (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - misyou.goさん» 本当ですか!ありがとうございます!! 更新は……、近いうちにできるよう頑張ります!← (2015年7月26日 15時) (レス) id: 7e48a970d2 (このIDを非表示/違反報告)
misyou.go(プロフ) - このシリーズ大好きです!!更新停止してませんよね? (2015年7月26日 15時) (レス) id: 38e98ebc28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2015年5月4日 9時