私の鳥籠【呪術廻戦×東リべ】 (ページ39)

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Aside

何処にいるんだろ？

高専を出て色々なところを歩き回る

『…傑先輩が行きそうな所』

そう歩いていると前から人が歩いてきた…？？

『…隆？』

隆｢よぉ、Aじゃん｣

『やっほ』

隆｢何してんだ？｣

『人探してるんだ』

隆｢人？｣

『傑先輩って言って…この前一緒にいた黒髪の先輩なんだけど』

隆｢あぁ、あの人｣

『そうそう、探してるんだけど見つからなくて』

隆｢？俺さっき見かけたけど｣

『え？！ほんと！』

隆｢おう、あっちにある公園にいたはず…少し遠いいけど｣

『案内してもらってもいーい？』

隆｢おう｣

__________
_____

隆に案内され公園まで歩く

隆｢…何か浮かない顔してんな｣

『え？』

隆｢しんどいって顔にあるぜ｣

『…隆だったらさ、もし友達が苦しそうに何かを悩んでいたらどーする？』

隆｢んー、話を聞くかな最初に｣

『何でもないよって言われたら？』

隆｢俺、諦め悪ぃから一生聴きまくるかな｣

『隆らしいね』

つい笑ってしまった

隆｢Aがもしその人に何かしたいんならさ…自分が思っている事は素直に行った方がいいぜ｣

『…そうだね、ありがとう！』

隆｢大丈夫_________うっし、ついたな｣

公園の中を見るとベンチに座っている傑先輩がいた

上を向き、やはりしんどそうだった

隆｢じゃあな｣

『ありがとう隆』

隆｢おう！｣

優しいな彼は…

・
・
・

『…傑先輩！』

傑｢…？あぁAか、どうしたんだい？｣

『帰りましょ一緒に』

傑｢先に帰っていてくれ私はもう少しここにいよう、考えたいことがあるんだ｣

『…嫌です』

傑｢どうしてだい？｣

『…私、先輩の為にクッキー作ったんですよ？』

傑｢それは嬉しいね…部屋にでも置いておいてくれ｣

『そしたら悟君に食べられてしまいます』

傑｢…そうだね、それ困る｣

『私に、先輩達がいつも私たちに絡んできたり…困らせてきたりさてくるの本当は楽しいんです』

傑｢…｣

『今日だって先輩が帰ったら皆鍋パの準備してるんです』

傑｢…｣

『お願いです。一緒に帰ってください』

傑｢…｣

『先輩を見ていると…どこか、遠くに行ってしまいそうです』

傑｢…A｣

『…』

傑｢君はどう思う？｣

『何をですか』

傑｢なんで灰原が死なないといけなかったのだろうか｣